ホーム > IR情報 > 財務・業績 > 決算レビュー

Account Closing Review
決算レビュー

2017年(平成29年)3月期 第2四半期累計(連結)

(単位:百万円)

  当期実績 前期実績 前年同期比(%)
売上高 116,912 108,660 7.6
売上総利益 20,556 19,183 7.2
販売費及び一般管理費 16,791 15,134 10.9
営業利益 3,765 4,048 -7.0
経常利益 3,365 3,674 -8.4
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,735 5,358 -48.9

連結経営成績に関する定性的情報

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続いており、個人消費も持ち直す動きが見られるなど緩やかな回復基調で推移しております。一方、円高進行による企業収益の下振れや、イギリスのEU離脱問題、アジア新興国・資源国の経済減速といった海外経済の下振れなどが懸念され、先行きは不透明な状況となっております。
当社グループが展開するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを取り巻く環境は、労働人口の減少、企業のグローバル化などを背景に、業務の効率化やコスト競争力の強化などに繋がるアウトソーシングサービスの需要が拡大しております。また、スマートデバイスの普及、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)利用の広がりなどに伴い、消費者コミュニケーションのデジタル化が一層加速する中、企業の業績拡大のためのデジタルテクノロジーへの投資が活発化しており、こうした動きに伴うサービス需要も拡大しております。
このような状況の中、当社グループは、コンタクトセンター、バックオフィス、設計開発、デジタルマーケティング、ECなどの業務を中心としたBPOサービスを積極的に展開し受注の増加につなげました。また、新しいイノベーションをもってお客様企業の満足を最大にする新しい価値を提供し続けることが使命であるとの考えのもと、デジタルテクノロジーの進展によって多様化するお客様企業と消費者のコミュニケーション・チャネルの最適化をシームレスに実現していくため、デジタルマーケティング(Digital marketing)、EC(E-commerce)、コンタクトセンター(Contact center)の各サービスを統合したDECサービスの創出、体制の強化に努めました。
具体的なDECサービス創出の取り組みとしては、LINE、Facebook Messengerなどのメッセンジャーアプリを利用した顧客サポート業務において、bot(自動発言システム)を活用したサービスの提供を開始しました。メッセンジャーアプリを利用した顧客からの問い合わせに自動応答するとともに、必要に応じて有人対応に切り替えてオペレーターが直接サポートしていきます。また、コンタクトセンターにおいて、Webサイト上で映像・音声・文字チャットでの顧客対応を実現するWebRTC(Webリアル・タイム・コミュニケーション)を活用したビデオチャットサービスの提供を開始しました。Web画面を通じて双方向かつ視覚的な顧客サポートによって顧客コミュニケーションの高度化・コンシェルジュ化を実現していきます。さらに、スマートフォンユーザー向けに、従来の自動音声ガイダンス(IVR)をスマートフォン画面上で行えるようにするビジュアルIVRサービス「Contact-Link for V-IVR」を開発し提供を開始しました。
一方、DECサービス体制強化への取り組みとしては、国内においては、兵庫県神戸市に約400席規模のコンタクトセンターサービス拠点として「マーケティングチェーンマネジメントセンター神戸」を開設しました。また、アパレル業界向け対話型O2O(オンライン・ツー・オフライン)コマース支援アプリの開発・運営を行うスタイラー株式会社と資本・業務提携し、アパレル業界を中心としたECワンストップサービスの拡充を図りました。海外では、台湾に「台灣特思爾大宇宙股份有限公司(transcosmos Taiwan Inc.)」を設立し、台湾市場向けのサービス提供を開始しました。

事業の種類別セグメントの状況

1. 単体サービス
当社におけるアウトソーシングサービス事業等につきましては、BPOサービスの需要拡大やコスト適正化による収益性の改善の効果などにより、売上高は93,674百万円と前年同期比9.7%の増収となり、セグメント利益は3,942百万円と前年同期比17.2%の増益となりました。

2. 国内関係会社
国内関係会社につきましては、前第2四半期連結会計期間において、一部子会社を吸収合併(当社を存続会社とする吸収合併)し、連結の範囲から除外した影響により、売上高は9,267百万円と前年同期比15.9%の減収となりました。また、セグメント利益につきましては、212百万円と前年同期比65.6%の減益となりました。この主な要因は、新たに連結対象となった子会社における新規事業の立上コスト増加による影響であります。

3. 海外関係会社
海外関係会社につきましては、中国におけるBPOサービスの受注が好調に推移し、売上高は17,015百万円と前年同期比16.3%の増収となりました。一方、損益については、韓国におけるBPOサービスで一部大型案件終了に伴う、一時的な余剰要員コストが増加したことや、欧州における先行投資などにより、セグメント損失406百万円(前年同期はセグメント利益44百万円)となりました。

※なお、セグメント利益につきましては、四半期連結損益計算書における営業利益をベースにしております。

■2017年(平成29年)3月期 第2四半期累計(連結)  セグメント別売上高

セグメント別売上高の状況

※注意:セグメント間取引消去等▲3,044百万円は含まず

先頭に戻る