ホーム > IR情報 > 財務・業績 > 決算レビュー

Account Closing Review
決算レビュー

2017年(平成29年)3月期 第3四半期累計(連結)

(単位:百万円)

  当期実績 前期実績 前年同期比(%)
売上高 177,446 164,954 7.6
売上総利益 31,363 29,366 6.8
販売費及び一般管理費 25,447 22,660 12.3
営業利益 5,916 6,705 -11.8
経常利益 5,768 6,307 -8.5
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,272 7,294 -14.0

連結経営成績に関する定性的情報

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が続いており、個人消費も持ち直す動きが見られるなど緩やかな回復基調で推移しております。一方、イギリスのEU離脱問題、アメリカの大統領選挙の影響、アジア新興国・資源国の経済減速といった海外経済の不確実性の高まりや、為替変動による企業収益への影響などが懸念され、先行きは不透明な状況となっております。
当社グループが展開するサービスを取り巻く環境は、労働人口の減少、企業のグローバル化、スマートデバイス・SNSの普及などを背景に、業務の効率化やコスト競争力の強化、売上拡大などに繋がるアウトソーシングサービスの需要が拡大しております。このような状況の中、当社グループは、コンタクトセンター、バックオフィス、設計開発、デジタルマーケティング、ECなどの業務を中心としたサービスを積極的に展開し受注の増加につなげました。
一方で、デジタル技術の進展に伴い、企業と消費者との接点が多様化し、消費者の影響力が強くなっています。また最先端のデジタル技術を軸にした新しいプレイヤーが出現し、業界の垣根が曖昧になっています。当社グループは、このような事業環境の変化に対応し、お客様企業の変革を支援するため、デジタル技術を活用した新しいサービスを提供していきます。
一つは、多様化する企業と消費者の接点を、マーケティング、セールス、サポートの境目を無くすことで、顧客体験の向上を支援するサービスです。長年培った消費者とのコミュニケーションのノウハウとデジタル技術、グローバルなサービスネットワークを融合し、顧客ロイヤルティの向上や売上・利益の拡大を共に推し進めていける唯一無二のパートナーとして認めていただけるよう、切磋琢磨していきます。もう一つは、市場や消費者のデジタル化に対応するように、お客様企業内の業務プロセスのデジタル化を支援するサービスです。デジタル技術による自動化や、デジタル・プラットフォームの活用により、シンプルなビジネスプロセスをお客様企業と共創し、その運用を支援していきます。
当社グループはこれら二つをシームレスにつなぎ、お客様企業の変革を支援していくGlobal Digital Transformation Partner ― お客様企業の、よきデジタル・トランスフォーメーション・パートナーを目指しております。このような考えのもと、顧客体験の向上を支援していくためのサービスとして、デジタルマーケティング(Digital marketing)、EC(E-commerce)、コンタクトセンター(Contact center)の各サービスを統合したDECサービスの創出、体制の強化に努めました。
DECサービス創出の取り組みとしては、LINEのトーク画面上で商品選択から注文・決済までを完結させるサービスとして「メッセンジャーアプリEC サービス」の提供を開始しました。本サービスは、レコメンドエンジンによるリピート購入促進や、bot(自動発言システム)による自動応対などの機能も備えており、顧客満足度の高いコミュニケーションを支援していきます。
一方、DECサービス体制強化への取り組みとしては、将来の成長に向けたサービス体制の強化を図りました。国内においては、大分県大分市にコンタクトセンター拠点として「マーケティングチェーンマネジメントセンターおおいた」を開設しました。同センターは、電話に加え、チャット、LINE、メッセンジャーアプリなどによるデジタルコミュニケーションにも対応し、最新のテクノロジーと高度なコミュニケーション力を融合した「マルチコンタクトコミュニケーションセンター」を実現していきます。海外では、マレーシアにおいて、現地向けサービスに加え日本市場向け多言語コンタクトセンターサービスやECワンストップサービスなどのサービスを幅広く提供していくため、現地のセンターを約300席規模に拡張しました。またインドネシアでは、現地での需要拡大に伴い、約300席規模のコンタクトセンター拠点として「ジャカルタ第3センター」を開設しました。さらに、中南米でECワンストップサービスを展開するブラジルの企業「Infracommerce Ltd.」と資本・業務提携しました。中南米を含めたグローバルでのECワンストップサービス展開を加速させていきます。
また、お客様企業内の業務プロセスのデジタル化を支援するサービスでは、引き続き、AI(人工知能)・RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)をはじめとした最先端テクノロジーとバックオフィス業務を中心としたBPOサービスを融合した新たなサービスの開発に注力していきます。

事業の種類別セグメントの状況

1. 単体サービス
当社におけるアウトソーシングサービスの需要拡大などにより、売上高は142,531百万円と前年同期比8.5%の増収となり、セグメント利益は5,996百万円と前年同期比0.8%の増益となりました。

2. 国内関係会社
国内関係会社につきましては、前第2四半期連結会計期間において、一部子会社を吸収合併(当社を存続会社とする吸収合併)し、連結の範囲から除外した影響により、売上高は13,682百万円と前年同期比8.5%の減収となりました。また、セグメント利益につきましては、264百万円と前年同期比62.6%の減益となりました。この主な要因は、新たに連結対象となった子会社における新規事業の立上コスト増加による影響であります。

3. 海外関係会社
海外関係会社につきましては、中国におけるサービスの受注が好調に推移し、売上高は25,868百万円と前年同期比15.6%の増収となりました。一方、損益については、韓国での一部大型案件終了に伴う、一時的な余剰要員コストが増加したことや、欧州における先行投資などにより、セグメント損失347百万円(前年同期はセグメント利益37百万円)となりました。

※なお、セグメント利益につきましては、四半期連結損益計算書における営業利益をベースにしております。

■2017年(平成29年)3月期 第3四半期累計(連結)  セグメント別売上高

セグメント別売上高の状況

※注意:セグメント間取引消去等▲4,635百万円は含まず

先頭に戻る