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決算レビュー

2019年(平成31年)3月期 第3四半期累計(連結)

(単位:百万円)

  当期実績 前期実績 前年同期比(%)
売上高 208,646 194,848 7.1
売上総利益 34,169 34,282 -0.3
販売費及び一般管理費 31,277 30,025 4.2
営業利益 2,892 4,256 -32.1
経常利益 3,176 3,694 -14.0
親会社株主に帰属する
四半期純利益
5,994 1,422 321.3

連結経営成績に関する定性的情報

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用情勢や企業収益の改善、設備投資の増加に加え、海外経済の景気回復・持ち直しなどの影響もあり緩やかな回復基調で推移しました。一方、先行きについては、米中貿易摩擦の激化、金融資本市場の変動に伴う世界経済への影響懸念などから不透明な状況が続いております。
当社グループが展開するサービスを取り巻く環境は、労働人口の減少、企業のグローバル化、IoT・AIをはじめとしたデジタル技術の進展などを背景に、業務の効率化やコスト競争力の強化、売上拡大などに繋がるアウトソーシングサービスの需要が拡大しています。このような状況の中、当社グループは、既存サービスに加え、将来の成長に向けて取り組んできた新サービスなどを、日本および中国・韓国を中心としたアジア市場で積極的に展開し受注の増加につなげました。また、引き続きデジタル技術を活用したサービスの開発と提供、海外展開の加速化などに向けた取り組みを強化しました。
デジタル技術の活用に向けた取り組みでは、コールセンター、チャットサポート、デジタルマーケティングサービスを提供するオペレーション拠点としてデジタル技術を積極的に導入した「マーケティングチェーンマネジメントセンター博多」を新設しました。同拠点では、次世代コンタクトセンターサービスの提供や従業員が働きやすい環境構築を目的として、ソフトフォンの導入による電話機レス、ワイヤレスヘッドフォン・タッチパネルPCや当社独自の音声認識ソリューション「transpeech(トランスピーチ)」、生体認証設備といったデジタル技術を活用しております。また、新サービスとして、アマゾンウェブサービスジャパン(以下、AWS)のクラウド型コンタクトセンター「AmazonConnect(アマゾンコネクト)」を活用し、音声認識IVRや会話ボットなどAWS のAI機能を統合したサービスを開発し提供を開始しました。さらに、インフルエンサーマーケティング世界No.1プラットフォーム「indaHash」を提供するポーランド発の企業IDH Media Limited.と戦略的業務提携を締結しました。「indaHash」を通じてお客様企業のInstagramを中心としたSNSプロモーションを支援していきます。
海外においては、台湾に初のコンタクトセンター拠点を開設しました。日本の品質管理・セキュリティ対策ノウハウを活かし、台湾市場向けにコンタクトセンターサービスを提供していきます。また、タイでインターネット広告事業を展開するHeroleads (Thailand) Co.,Ltd.と資本提携しました。これにより、ASEAN市場向けデジタルマーケティング事業を強化していきます。さらに、インドネシアにEC関連事業を支援するPT. transcosmos Commerce(トランスコスモスコマース)を設立しました。インドネシア政府は、国策としてEC産業を推進しており、急速に拡大し続けるインドネシアのEC市場において事業を展開していきます。
その他の取り組みとして、長崎県にバックオフィスサービスを中心としたオペレーション拠点「BPOセンター佐世保」を開設し2019年1月から業務を開始します。また、千葉県市川市と「市川市とトランスコスモス株式会社との連携等に関する協定」を締結しました。当社の強みである情報通信技術の利活用等に関して市川市と連携し、同市民生活の効率性・利便性向上、コミュニケーションの円滑化を目指していきます。また、新卒採用における新たな制度として「3years Return Pass」を導入しました。この制度は、新卒採用において一定水準をクリアした人材に対し、3年以内に入社可能な権利を付与するもので、多くの人材に幅広く就職できる機会を提供していきます。

事業の種類別セグメントの状況

1. 単体サービス
当社におけるアウトソーシングサービスの需要拡大などにより、売上高は155,652百万円と前年同期比2.8%の増収となりました。セグメント利益は、前期の大型スポット案件の反動減や、前期実施の先行投資などの影響もあり2,489百万円と前年同期比40.0%の減益となりました。

2. 国内関係会社
国内関係会社につきましては、上場子会社をはじめ受注が好調に推移したことや新規連結子会社の影響で、売上高は15,047百万円と前年同期比9.3%の増収となり、セグメント利益につきましては、一部子会社の事業再構築により採算性が向上したため388百万円と前年同期比142.3%の増益となりました。

3. 海外関係会社
海外関係会社につきましては、中国、韓国におけるサービスの受注が好調に推移し、売上高は43,928百万円と前年同期比22.9%の増収となり、セグメント利益は、韓国子会社の収益性改善や欧州子会社の事業再構築の影響により、13百万円(前年同期はセグメント損失61百万円)となりました。

※なお、セグメント利益につきましては、四半期連結損益計算書における営業利益をベースにしております。

■2019年(平成31年)3月期 第3四半期累計(連結)  セグメント別売上高

セグメント別売上高の状況

※注意:セグメント間取引消去等-5,982百万円は含まず

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