人を知る

トランスコスモスに入社する前は、教育系の企業で営業をしていました。お客様と話す仕事に、やりがいを感じながらも、残業が多いのが悩みでした。朝は8時からで、遅いときは23時まで。このまま続けていくのはプライベートと仕事の両立は難しいかなと思って退職することにしました。

その後、派遣会社に登録し、最初に紹介されたのがトランスコスモスのコールセンターのお仕事です。コールセンターは、クレーム対応が大変というイメージがあったので、話を聞いたときは正直、不安でした。

「クレームというよりは、質問などのお問い合わせにお応えするお仕事です」「会社の雰囲気もよく、研修もしっかりしているので安心して楽しく働けますよ」と担当者の方から説明があったのでまず働いてみようと思ったのが入社のきっかけです。

入社が決まって担当することになったのは、ハウスメーカーの修理の窓口です。
ハウスメーカーの仕事は、初めてだったので、修理の内容も多岐にわたり、ついていけるか心配でした。「どうしよう？」といった戸惑いもあったのですが、研修担当の方から「みんな、最初は戸惑うけど、いろいろ覚えていくとスムーズに受け答えができるようになるから大丈夫」といつも励ましてくださったので、前向きな気持ちで研修を受けることができました。

研修を受けて印象的だったのが、丁寧に教えていただけることです。修理の内容は、ドアの建付けやキッチンの水回りまで多岐にわたりますが、修理に関する基礎知識から、お客様に対応する際の言葉の使い方、パソコンの操作まで・・・ここまでしっかり教えてもらえるんだ！といった驚きがありました。

事業所に配属されてからのOJTでは、最初は自分でも、どう対応したか覚えていないぐらい慌てていましたが、先輩がつきっきりでサポートしてくださいました。また、研修が終わって１人立ちしてからも「分からないことがあったら、すぐに聞いてね」と言ってくださって、私が分かるようになるまで、何度も教えてくださいました。

最初は「職場に馴染めるかな？」という心配もありましたが、気さくに声をかけてくださる先輩や上司の方が多い職場なので、コールセンターが初めて、という方も安心して働くことができる職場です。しっかりとメンバーを支えてくださるという温かい雰囲気があります。

仕事に自信がついてきたのは、３か月が過ぎたころです。お客様のお問い合わせに、先輩やリーダーに聞かなくても、私１人でお応えすることができるようになってきました。まわりのメンバーからも「知識がついてきたね」「自信を持ってお応えできるようになったね」と言われることも増えて、より自信がついてきました。

前職は営業を担当していたので、人と関わることがもともと好きでしたが、知識を増やせば増やすほどお客様のためになっていることが日々、実感できる仕事です。また、知識が身につくことで自分自身の成長がはっきりと感じられることも、仕事が楽しくなってきた理由だと思います。

あるとき、水漏れ修理のお客様からお電話があり、家の中の水漏れでお困りだったので「できるだけ早く対応できるよう、担当部署に伝えますね」とお伝えしたことがあります。後日、そのお客様から私あてに「ありがとう」と伝えてほしいというお電話があったんです。私にお礼を伝えるために、わざわざお電話をしてくださったことが嬉しく、コールセンターの仕事を選んで本当に良かったな、と実感しています。

この会社に入って良かったことは、仕事とプライベートのバランスがとてもいいことです。以前の会社では、残業が多く、休日もぐったりして寝ていることが多かったのですが、自分の時間も充実できます。

残業の日もありますが、早く終わる日は、友人と待ち合わせして買い物にいったりしています。今はコロナ禍でなかなか出掛けることができませんが、上司や後輩とも仲がいいので、仕事が終わった後で会社の周辺でご飯を食べたりすることもあります。帰宅後は、映画や動画を見たり、プライベートの時間を楽しんでいます。

プライベートが充実している分、心にも余裕ができ、仕事も楽しい、という気持ちになります。それが、転職してから一番、大きく変わったところですね。

社内のイベント※が多いことも、この会社に入って良かったな、と思うことの１つです。一部の人だけが盛り上がる、というよりは、メンバーの１人ひとりが思い思いに楽しめるところがいいですね。

また、立候補すれば、運営側として参加することもできます。昨年は私もイベントの運営側として立候補して、イベントの企画にも携わりました。クリスマスの時には、ケーキや宝くじを配って、皆さんに楽しんでもらうことができました。普段、なかなか接することのない他部門にも仲間ができますし、同じセンターの仲間と協力してイベントを運営できる文化祭のような楽しさがあります。

※社内のイベントについて
当社のイベントの参加は、自由です。決して強制されませんので、思いっきりイベントと向き合う方、
ちょこっと参加する方、まったく参加しない方など、１人ひとりが思い思いにイベントと付き合っています。