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オンライン×リアルな対面型研修も再開!22年度新卒研修

オンライン×リアルな対面型研修も再開!22年度新卒研修
金原
金原

こんにちは。新卒研修を担当しております、サービス管理部 HRマネジメント課の金原です。今回は、今年の4月~6月に行った22年度新卒研修の様子をご紹介いたします。

目次

はじめに

コロナ禍の新卒研修も3年目となりました。去年までは完全オンライン形式でしたが、オンラインだけでは補えない部分も次第に明確になってきていました。今年はオンラインを補完する形で、対面型の研修も再開。感染症対策を講じた上で、必要最低限の日数で分散出社し、約3ヶ月の研修期間中に月1日程度、合計2~3日出社*して対面型研修も実施しました。(*配属先、地域差があります)

研修スケジュール

ビジネスマナーのロープレをオフィスで実践

入社式はオンラインにて実施し、翌営業日から職種関係なく、全員が共通で受講する共通研修が始まりました。

ビジネスマナー研修では、オンラインでの座学を終えてから初出社し、お客様がご来社した設定でロールプレイングを実施。エントランスでお出迎えし、エレベーターや会議室では上座へご案内、名刺交換、お見送り… 初めてのオフィスで初めてのお客様対応に、戸惑いや緊張がひしひしと伝わってきました。

ビジネスマナー研修

「出社して会社の一員となったこと、社会人になったという実感が強くなりました」「実際に自分の名刺をもらい、モチベーションが上がりました」という声も。また、ようやく同期とリアルで対面できたことに、みんな喜んでいました。

ビジネスマナー研修

座学×グループワークで学ぶ、ベーシックマーケティング研修

ベーシックマーケティング研修では、DI本部に必須なマーケティングの基礎を学びました。座学での研修課程を終えた後は、配属先・職種関係なく5人程度のグループを作り、“架空の店舗のマーケティング課題”に対するプレゼン資料を1日で仕上げました。28グループの内、同期による投票で選ばれた選抜グループは、全員が視聴する中で副統括部長にプレゼンを行いました。

初めて組むメンバーと、短納期で資料を仕上げる難しさに苦労した人も多く、「研修中何度も行ったグループワークの中で、最も反省点が多い課題でした」という声も。ここでの苦悩が納期までの時間管理や、それぞれが持つ能力の活かし方、チームワークに対する意識を変え、5月以降のグループワークは全体的にスムーズに進行した印象でした。

専門知識に特化した職種別専門研修

5~6月の専門研修では、ソーシャルメディア企画運用、デジタルマーケティングディレクター職、Webエンジニアと、職種別に専門性の高い研修が行われました。年々オンライン研修に対する受け入れ側の体制も整い、サポートに入るマネージャー職や先輩の人数も増え、例年以上に関係構築やフォローアップに時間をかけることが出来たと思います。

ソーシャルメディア企画運用

ソーシャルメディア企画運用

専門研修は媒体調査からスタート。LINE、Twitter、Instagram、TikTokの中から一つ選び、同じ媒体を選んだメンバー数名でグループを組みます。ビジネスでの活用法や媒体の特徴を自分達で調べて、同期同士で発表を行いました。続いて媒体研修です。各媒体の案件を持つ2~3年目のプロパーの先輩が講師を担当します。媒体調査を経てから媒体研修に入ったことで、視野や知識が広がり、より理解を深めることができていました。媒体研修には媒体や業界の最新情報はもちろん、先輩講師が実際に担当している案件の話も盛り込まれていて、よりビジネスとしてのSNS活用をリアルに感じることができていました。

研修中はグループ分けして相談部屋を設け、少人数で講師に質問しやすい環境を作りました。また、2年目の先輩とオンラインでの座談会もグループ分けで実施。最終課題にまつわるアドバイスをもらったり、配属後の流れや気になっていることを質問したりと、年齢も立場も近い先輩と様々な話題でコミュニケーションが取られました。

研修の集大成となる最終課題は模擬クライアントワークで、SNSを活用した戦略提案を行いました。提案したい企業を自分で決めて、課題を仮説立てし、個人ワークで提案書を作成。課題発表ではCP統括部・XD統括部の先輩たちに対してプレゼンし、提案内容や発表態度に対して、その場でフィードバックをもらいました。

「発表までは不安や焦り、緊張でいっぱいでしたが、発表後は達成感があり、成長を実感できました」という声も。自信に繋がる経験になったようです。

デジタルマーケティングディレクター

デジタルマーケティングディレクター

研修開始前に、専門領域の知識や制作ツールにどれだけ触ったことがあるか等、簡単なアンケートを取りました。これらの情報を考慮して5人1組のユニットを形成し、課題やタスクに関してユニット内で助け合うように促しました。ユニット形成は今年からの新たな取り組みです。日常的なコミュニケーションや、チームとして連携する練習に役立ち、6月の最終課題でのグループワークも例年より立ち上がりが早くなったと感じました。5月まではWebエンジニア職もユニットに加わり、Webディレクション・デザイン・コーディングといったWebサイトが出来るまでの工程を一緒に学ぶことで、お互いに連携することも想像しながら受講できたのではないでしょうか。

5月の研修を経て配属先が大まかに決まり、配属先に合わせてユニットを再編成し、最終課題に取り組みました。実在するクライアントからのRFPとして、仮想のお題が出され、1週間で提案書とモックアップを制作、プレゼンまで行いました。その間、配属先のマネージャーと先輩が毎日30分程各チームに入り、配属後をイメージした仮想のチームとして進捗状況や内容を日々確認しながら、レビュー対応やサポートに入りました。

また、チームで出社機会も設け、ひとつのプロジェクトを形作る経験ができ、職場や仕事がより一層見えるように。離れた拠点のメンバーもいるため、全員が直接会えたわけではないですが、その分、様々な環境で同じプロジェクトを動かすチームとしての進行管理や情報共有の難しさ、重要さを感じられたようです。

Webエンジニア

Webエンジニア

専門研修初日は、丸1日かけてギブリー社の外部テストによるスキルアセスメントを実施。結果は全員に公開し、自分自身のスキル、同期のスキルについて、客観的に理解できるようにしました。この結果と配属先を考慮して、3名のチームを作りそれぞれに相談部屋を用意。研修中に少人数で相談しやすい環境を作りました。基本的に個人ワークとなるため、このチームの存在は大きく、配属後も変わらない強い絆が生まれたようです。

また、毎日1時間程、配属先の上長や先輩への質問タイムを設け、同期同士でクリアできない問題をキャッチアップしました。課長が参加することもあり、研修内容に限らないコミュニケーションの時間もとられ、配属前に上長とも打ち解けられたようです。今年は外部講師・相談役として、スキルアセスメントのテストでもお世話になっているギブリー社から、多岐に渡る開発言語に精通しているエンジニアさんに入っていただきました。週に2日程度の頻度で1チーム30分ずつ相談時間を設け、技術面はもちろんメンタル面もフォローしていただきました。エンジニアさんのお人柄もあって、講師や先輩にはなんとなく聞きづらいことも気軽に相談できたようです。

出社に関しては、主にコミュニケーションとオフィスにも慣れておくことを目的に、1~2回機会を設けました。課会への参加や、少人数でのランチなど、それぞれの課でコミュニケーションが取られました。

最終課題は個人ワークです。約1ヶ月もの間、ひたすら開発に取り組みます。先輩の協力なしに仕上げることが難しい実務レベルのお題が配属先別に出され、必然的に先輩とのやり取りが生じました。最終課題を通して、配属直後から必要とされる知識やスキル、コミュニケーションを学び、即戦力が必要な現場にとっても、新入社員にとっても有意義な実践型研修となりました。

Webエンジニア研修

最終課題については、「全課程の中で最も印象に残った」と答えた人が多く「時間をかけて必死に取り組んだ課題だったので、これからもこの経験は忘れないと思います」という声も。それぞれ思い入れが強い大切な経験となったようでした。

今年の研修を振り返って

今年の研修を振り返ってみると、やはり3年ぶりに対面型を再開できたことが大きかったと感じます。“相手を知った後に、初めて会う”、今の時代ならではの関係構築プロセスであり、リアルで会うことの圧倒的強さを実感しました。オンラインが当たり前となった時代でも、仲間や先輩と対面する意義は非常に大きく、今後の研修の在り方も改めて考えさせられました。

研修修了後にとったアンケートでは、研修への満足度が5点中平均4.8という高い結果でした。研修期間中に同期同士の距離も縮まり、プライベートでも遊べる関係ができたようです。このことからも、新入社員にとって充実した研修になったのではと感じています。

来期も時代に合ったやり方で、新入社員の皆さんが安心して個の力を伸ばせるように企画運営して参りますので、ぜひご期待くださいね。

講師陣
研修企画運用担当、講師陣
この記事を書いた人
金原 久美子
金原 久美子
弱いながらも謎解きゲームが好きです。
DI本部の部活「謎解き脱出部」を立ち上げました。
家にネコが2匹おり、会議中に登場してしまうことがあります。
新卒研修中にもたびたび登場してしまい、
ネコパンチを食らう姿を見られました。

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