トランスコスモスではこれまでも、社内でのPepper導入等の取り組みを行っておりましたが、それ以前の2011年頃より、ヒトとバーチャルエージェントのコミュニケーション手法、UX設計、音声認識技術への取り組み、発話エンジンの最適化に取り組んでまいりました。また音声を使った家電操作やサービス提供などIoTへの取り組みも先駆けて実用化しております。
この度その延長線として今まで培ったナレッジを存分に活かせる、ロボティクスアプリ開発を本格的に始動いたします。トランスコスモスならではのスマートロボット活用コンサルティング、そしてアプリ開発サービスをご提供いたします。
スマートロボットは視覚、聴覚、その他のセンサーを使って「多くのデータ」を取得し、各種APIやデータベースの情報を取り込み、また他のデバイスが取得したデータを取り込み、AIと連携し、それらのデータを分析、予測、判断まで出来るようになってきています。トランスコスモスでは、スマートロボットが自ら取得する「多くのデータ」は今まで存在しなかった「新しいデータ」であることに着目いたしました。今まで可視化できていなかった「主観を交えない接客データ」、「顧客の感情を可視化したデータ」も含まれます。この未知なるデータを今あるデータに組み込み、分析し全てのチャネルで活用することでリアルとWEBを結ぶこの仕組みを「ロボティクスマーケティング」と名付け、展開してまいります。
Pepperが収集する「属性認識(性別・年代別)」「感情認識」「会話ログ」等をPepperの接客に活用するだけでなく、オムニチャネルを実現する「ロボティクスマーケティング」を短期間で導入いただけるパッケージアプリを現在開発中です。
各種AI / MA連携、多言語対応の他、個別のカスタマイズにも対応する予定です。
※ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、自社で独自開発するアプリケーションです。
ヒトとコミュニケーションを取り接触するスマートロボットは、近い将来個人所有が普及し、エンドユーザーにとって一番身近な友人となっていくことが予想されます。
その時代を見据え、エンドユーザーに素晴らしいユーザー体験をしてもらい、お客様企業に寄与できるサービス提供の準備を始めております。
トランスコスモス株式会社は、ソフトバンクロボティクス株式会社の
Pepperアプリ開発パートナーとして認定された「ロボアプリパートナー(Basic)」です。
認定ID:PPP201610003
※Pepperパートナープログラムとは:
http://www.softbank.jp/robot/developer/program/partner/
※「ロボティクスマーケティング」はトランスコスモス株式会社にて商標出願中です。