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2期目のオンライン新卒研修で、メンバー同士の関係構築のために取り組んだこと

2期目のオンライン新卒研修で、メンバー同士の関係構築のために取り組んだこと

こんにちは。サービス管理部 HRマネジメント課の金原です。新卒・中途研修、エルダーやマネージャー向け研修など、それぞれのレイヤーに合った研修の企画運営、面談のサポート、キャリアなどの相談窓口を担当しております。

今回は、21年度の新卒研修で特に重要視した「新卒メンバー同士の関係構築」に関する取り組みをご紹介します。

目次

昨年度に実施した初のオンライン研修を振り返って

昨年度の新卒研修は感染症拡大に伴い、予定していた集合型から、完全在宅のオンライン形式に急遽切り替えました。必要な研修はオンラインでも問題なく実施できましたが、従来の集合型と差が出たのが、新卒メンバー同士の関係構築でした。在宅でリアルに会えなくなる分、従来以上にコミュニケーションを重視して研修内容を見直しましたが、短い準備期間と初めての形式に、対応しきれなかった部分もあったと感じています。

コミュニケーション機会は増やしたものの、それだけで理想的な関係構築に至ったかというと、課題が残る部分がありました。機会や時間を増やすだけではなく、画面越しのコミュニケーションにおけるウィークポイントを把握し、状況に特化した工夫やサポートの必要性を実感しました。

今年度は昨年度に見えてきた課題点を踏まえて、取り組み内容やグルーピング、マッチング、時間配分を検討し、より一層関係構築に注力した企画運営に努めました。

昨年度の新卒研修の様子

21年度の研修の流れ

今年度の新卒メンバーは117名。大きな流れは昨年度とは変わらず、全体研修を経て専門研修へ移る流れで実施されました。

1. 自己紹介後のDM
117名の新卒メンバーたち(一部抜粋)
21年度新卒研修概要
21年度新卒研修概要

<取り組み1>自己紹介後のDM

毎年自己紹介は1人1分パワポ一枚を用意する形でやっていたのですが、117名分オンラインで眺めているだけでは関係構築に踏み込めない。そこで「趣味が合いそう」「もっと話してみたい」など、気になる人に自己紹介後SlackでDMを送る時間を設けました。ルールは2点、①2名以上に送る ②もらった人は必ず返信をする。そうすることで、誰とも連絡を取り合わない人が出ないようにしました。

2名以上相手を選ぶ必要があるので他者の自己紹介に集中し、DMを送り合うことでお互いを認識できる。職種や趣味、出身地など共感しやすいトピックをきっかけに1対1で会話ができるので、印象深いやりとりになったようです。

1. 自己紹介後のDM
自己紹介の様子

<取り組み2>朝礼のテーマを決めたトークタイムと、夕礼の発表時間

117名を5つのクラスにわけ、クラスごとに新卒主体で朝礼夕礼を朝夕1時間ずつ実施しました。朝礼ではクラス内で少人数のグループを組み、新卒メンバーが決めたトークテーマについて、話し合う時間を毎日約30分設けました。夕礼は今日の振り返りを一人ずつ発表するなど、それぞれの意見に耳を傾け、話し合う時間を設けました。この取り組みは毎年恒例&好評で「あの時間に色々話せました」「気分転換になるし、一番楽しみな時間でした」という声が多くあります。

昨年度は短期間でクラス替えをしたのですが、今年度は関係構築のために1カ月間クラスを固定し、4月は職種関係ないクラス、5月は職種別のクラスとしました。期間を1ヵ月にしたことで同期同士の仲が深まり、「あの時同じクラスだった子と今もやり取りしてます」「あのクラスのメンバーが集まるとホッとする」というような声を耳にして、関係構築にかける時間の重要性を実感しました。

2. 朝礼のテーマを決めたトークタイムと、夕礼の発表時間
4月のクラスの様子

また、話しやすい雰囲気作りのために、今年度新たにトライしたのが「ガヤ」役の取り決めです。ガヤは誰かが話したら\ワ~オ/とか、パチパチ…(拍手)の効果音を出したりBGMをかけたり、文字通りガヤを入れる人です。オンラインだとちょっとしたリアクションで声を出すことに躊躇し、無言の反応になったり、発言のタイミングが難しいと感じることもあると思いますが、ガヤのおかげで自然に発言しやすくなったり、場の空気がよくなったと感じました。

その他、各クラスに講師が1人入り、朝礼夕礼でのやり取りの他、研修期間中に1on1ミーティングを実施しました。質問や相談は担当講師へ、としたことでクラスでの新卒と講師との関係も築かれたと感じています。

<取り組み3>コミュニティ活動

コミュニティ活動は、クラスや職種の枠を越えた交流の場です。興味関心のあるトピックをSlackで募集し「アウトドア」「オンラインゲーム」「カフェ」「テーブルゲーム」「アイドル」など、約30部屋のZoomのブレイクアウトルームを用意。各部屋でリーダーを決めて、リーダーが仕切る形で自由に雑談してもらいました。

アイドル好きのルームでは推しの曲をBGMにしたり、オンラインゲームのアマンガスチームでは講師や先輩も参加し、業後にオンラインでつないで集まったりと、縦横関係なく趣味を通じた繋がりが生まれました。この活動は、配属後も先輩を巻き込んでやってもらえるといいな、と思っています。コロナが落ち着いたら、キャンプやカフェ巡りなども実現させてほしいです。

<取り組み4>情報共有会

毎週月曜日の朝礼では、読んだ本やネット記事を共有する情報共有会を行いました。
コミュニティ活動と同様にクラスや職種は関係なく、5人くらいでグループを作り「批評はしない」という唯一のルールの元、本や記事の引用とそこからの気づきを発表し、フィードバックをもらう会です。

「他の人の発表を聞いて、アウトプットの勉強になった」「情報を自分から取りに行く習慣がついた」「視野が広がり、本を読む習慣が身についた」など、同期のことを知る時間であると共に、情報のインプット・アウトプット、フィードバックの方法を学べる良い時間になりました。

<取り組み5>oViceの新卒専用フロア

oVice(アバターでコミュニケーションを取るバーチャル空間)に新卒専用フロアを設け、研修時間以外も開始前と終了後の30分間を解放し、朝礼前のちょっとした時間や、夕礼後に雑談の続きをしたりと、自由に活用してもらいました。会話だけでなく、アイコンを文字にして何人かで言葉を作って遊んでいたり、目・鼻・口それぞれのイラストのアイコンにして顔を作っていたり、自由な発想でoViceでのコミュニケーションを楽しんでいる様子をよく見かけました。

5. oViceの新卒専用フロア
ある日のoViceの様子

専用フロアは配属後も継続していて、私も時間がある時には顔を出し、雑談をしたり、仕事の話を聞いたりしています。その場にいるメンバーが自然と集まって、気軽に話せるところが出社時の感じと似ていて、いい空間だなと感じています。
今後もoViceを始め、それぞれが使いやすいツールや空間を活用して欲しいと思っています。

5. oViceの新卒専用フロア MC新卒用フロア
DI本部MC部新卒用フロアとして使っていた研修時のoViceの様子

「新卒メンバー同士の関係構築」に関する取り組みを振り返ってみて

以上が「新卒メンバー同士の関係構築」に関する取り組みでした。我々企画運営側はコミュニケーションのきっかけ作りと時間の確保、場所を用意し、動き出した後は入りすぎないよう新卒メンバーに任せました。それぞれささやかな取り組みではありますが、早々に打ち解けた雰囲気が画面越しにも伝わってきました。

これらの取り組みを通して、我々も新卒メンバー個々に対する理解が深まり、講師陣との関係構築にも寄与し、完全在宅勤務による孤独感や、入社直後の不安や疑問の吐き出し口がいくつか作れたのではないかと思います。

21年度の新卒研修を振り返ってみて
5月のクラスの様子

来年度の研修においてもコミュニケーションに関する取り組みは強化し、もし状況が変わればオンラインだけではなく、対面する機会も作れたらと思っています。在宅勤務が不安という方にも、安心して社会人生活がスタートできるように、22年度も研修や環境を整えて行きますのでどうか安心して来てくださいね。

この記事を書いた人
金原 久美子
金原 久美子
弱いながらもオンラインゲームと謎解きゲームが好きです。
誘ってください。
会議中に猫二匹が登場してしまうことがあります。
研修中にも度々登場してしまい、密かに
(猫くるかな…)と思われていたそうです。