SNSカウンセリング相談サービス イメージSNSカウンセリング相談サービス イメージ

背景

いじめは、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあります。
その為、いじめの問題の克服に向けて、国、地方公共団体、学校、地域住民、家庭、民間団体その他の関係者が一丸となって、取り組むことが強く求められております。
こうした中で、いじめを含め、様々な悩みを抱える児童生徒に対する相談体制の拡充は、相談に係る多様な選択肢を用意し、問題の深刻化を末然に防止する観点から喫緊の課題となっています。
昨今は、スマートフォンの普及等に伴い、若年層の用いるコミュニケーション手段においては、SNSが圧倒的な割合を占めるようになっており、音声通話のみならず、SNSを活用した相談体制の構築を行うことが望まれております。
SNSを活用した、いじめ等相談体制の構築は、公共性の観点からも、いじめに悩むより多くの生徒が必要とするサービスであります。

目的

LINE株式会社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」等、SNSによるカウンセリングにより、青少年へのいじめ・自殺対策に取り組むことにより、子どもが健やかに成長し、安心して学ぶことができる環境を整えることを目的とします。

主な事業内容

LINEアカウント「各自治体で策定したいじめ相談窓口の名称」を開設し、中学・高校生等を対象に相談窓口の案内や情報配信、LINEを利用したいじめ・自殺相談等を実施します。

(1)LINEアカウント登録者へカウンセラーがチャットにより各種相談を実施します。

  • いじめに関する悩み相談
  • 人間関係(家族、友達、自身の性格など)に関する悩み相談
  • 学校(教員の対応、学業・進学、不登校など)に関する悩み相談
  • その他、つらいことに関する悩み相談窓口

など

(2)LINEアカウント登録者のみに情報発信をさせて頂きます。

相談内容の項目、相談対応時間などの定期配信を行い、利用促進を行います。
※情報コンテンツは、自治体ご担当者様と弊社担当などによるワーキンググループ等で検討致します。

(3)LINEを利用したSNSカウンセリング相談を実施します。

同種業務の経験のあるカウンセラーを配置し、LINEによる有人チャットで対象者からの各種相談に応じます。
※ご予算に合わせてカウンセラー人数、相談スケジュールを策定します。
※自治体が採用したカウンセラーを、本目的のために研修することも可能です。

(4)相談結果の分析を行い、今後の教育相談体制の拡充に活かします。

  • 相談事業の評価・検討
  • 相談データの分析(※オプション対応になります)

体制

  • ① 契約窓口、相談用システム提供:トランスコスモス株式会社
  • ② アカウント提供:LINE株式会社
  • ③ 相談員の手配、研修、相談事業実施:公益財団法人関西カウンセリングセンター、等
  • ④ アカデミックアドバイザー(カウンセリングマニュアル等の監修、助言):京都大学 学生総合支援センター 杉原保史 教授
LINEを利用した、いじめ・自殺相談 概要図(PC版)
LINEを利用した、いじめ・自殺相談 概要図(モバイル版)

業務フロー

DECAds Chat Editionシステム 概要図(PC版)
DECAds Chat Editionシステム 概要図(モバイル版)

カウンセリング相談員について

相談内容への対応を鑑み、弊社手配の相談員の資格を以下としました。

  • ① 心理カウンセラー有資格者
    (関西カウンセリングセンター認定心理カウンセラー、臨床心理士、産業カウンセラー等)
  • ② 精神保健福祉士または社会福祉士
  • ③ 心理学専攻の大学院修士課程または博士課程在籍者
  • ④ 若年者支援実務経験者(ひきこもり支援・不登校支援等)
  • ⑤ 教員経験者

募集により集まった上記有資格者の中から選考し、下記研修受講者をカウンセリング相談員とします。

  • ① SNS相談の特性を考慮した心理カウンセリング講義
  • ② チャットツールプログラムの使用手順
  • ③ チャットツールプログラムを使った相談実技演習(ロールプレイ)

サービスに関するお問い合わせ

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