個性と努力を以てして、自分自身にしかできない仕事を
- 佐藤 穂香ソーシャルメディア企画運用
- 2015年4月入社
東海大学 情報通信学部 経営システム工学科 卒
現在の仕事内容
入社後はじめの1年は、営業に同行し、営業のサポートとしてソーシャルメディアやシステムツールの説明や提案を行う「プリセールス」という業務を行っていました。2年目以降は、担当のお客様を持ち、そのお客様のソーシャルメディアの企画・運用業務を行っています。担当したお客様は製菓メーカーから健康家電のメーカー、一般消費財メーカー、不動産、コスメ業界など様々です。
ソーシャルメディアの中でも、私はLINEの運用をメインに担当しています。具体的な業務内容は、担当したお客様のLINE公式アカウントで、どのようなコンテンツを配信したら良いか、お客様の課題や目標を伺い、最適なコンテンツを企画していきます。コンテンツが決まったら、配信するための画像をデザイナーに制作依頼し、最後にLINE公式アカウントから配信するための設定を行っていきます。LINEの場合は一度送信してしまうと、誤った内容であった場合も修正ができません。なので、何重ものフローを経て設定・配信を行っています。配信が完了したあとは配信結果を検証し、その結果を元に次回のコンテンツの提案を行っていきます。また、ソーシャルメディアの企画・運用の他に、入社1年目で担当していた「プリセールス」の経験を活かして、お客様から新しい仕事を頂くための提案業務も担当しています。ソーシャルメディアの活用を検討されているお客様には、ソーシャルメディアのメリットを提案したり、既に活用されているお客様には、現状をより良くするための改善提案などを行っています。
上記の他には、皆さんが使っている「LINEスタンプ」の制作に携わることもありました。どんなキャラクターで、どんなポーズのスタンプにするかなどを企画し、デザイナーの方と連携してスタンプの制作を進めていきます。時にはお客様企業のキャラクターデザインの企画を行うこともありました。
キャリアステップ
- 入社1年目
- 新卒研修終了後、営業のサポートとして、ソーシャルメディアやシステムツールの説明や提案を行う「プリセールス」チームに配属。上司の提案に同行し提案現場を見学したり、実際に1人で営業に同行して提案を行うなどの経験を積む。
- 入社2年目
- ソーシャルメディアの企画・運用業務を担当。コンテンツを企画したり、配信用画像やLINEスタンプの制作ディレクションを行う。
- 入社3~6年目
- メインフロントとして、ソーシャルメディアの企画・運用を担当。同時に、新規案件や既存案件の開拓を中心に、提案活動やコンペティションに参加。新卒向けのソーシャルディアの研修や、部内に向けた勉強会の講師を担当。
01 トランスコスモスを選んだ理由幅広いサービスを展開するトランスコスモスなら、いずれ自分の”やりたい”を見つけられる
私が就職活動をしていた時は、特に目標もやりたいこともなく、「とりあえず就職できればいいや」と考えていました。なので振り返ってみると、不動産業界や人材サービス業界、教育サービス業界、印刷会社のルート営業の説明会に行ったりと、進む道が定まらず、無茶苦茶な就職活動をしていたと思います。そんな迷走時にふと、学部が情報通信系だったこともあり、「これからはITの時代だ!」と、単純な考えの元、IT系の企業に絞って探していた時に見つけたのがトランスコスモスでした。
トランスコスモスがどんな会社なのかは、会社説明会で初めて知りました。トランスコスモスに対して率直に感じた魅力は、今まで説明を受けてきた会社とは違って、なにか決まって1つのサービスを提供しているのではなく、様々なサービスを持っており、総合的にお客様に提供できるという部分でした。なので、単純ながらも「この会社なら色んなことができそう!」と感じたのもトランスコスモスに決めた理由の1つです。また、私が会社説明を受けながら興味を持ったのが、今所属している部で携わっている「ソーシャルメディアの企画・運用」です。なぜ興味を持ったのかというと、自分の好きな会社の仕事をその部がしていた、というこれもまた単純な理由でした。私の入社時は今ほどSNSが普及していなかったので、私自身SNSはあまり使っていませんでした。その中で唯一使っていたのがTwitterです。選考を進む中で、改めてSNSの影響力について考えた時に、自分がバイトしていたお店の商品がリツイートで拡散されて、自分のタイムラインに流れてきたことを思い出しました。その翌日、出勤時にその商品の問い合わせや、Twitterを見て買いに来た、というお客様が多く、SNSはこんなにも影響力があるのかと、驚いたことを覚えています。
「とりあえず就職できればいいや」と考えていましたが、トランスコスモスの選考を通じて「自分のアイディアで物を売りたい」「世の中に影響を与えてみたい」という目標を見つけることができました。そしてSNSはその目標を達成するのに最適なのではないかと思っています。
トランスコスモスに実際に入社して良かったなと思うのは、よく会社説明会で聞くことが多い「若いうちから活躍できます!」が本当にできる、ということです。やる気さえあれば、新卒1年目からでも、上司や先輩と一緒に大きなプロジェクトにも携わることができます。
02 私を成長させてくれたプロジェクト成果にたどり着く過程で、努力や個性を存分に発揮する
新卒2年目の頃、LINEスタンプの制作プロジェクトに携わる機会があったのですが、上司から「お客様に提案するので、スタンプのポーズを20案くらい考えて欲しい」と依頼されました。そのスタンプは犬のキャラクターだったのですが、犬が好きで実際に飼っていたことに加え、絵を描くことも好きだったので、犬だったらどんなポーズが良いかな、こんな仕草や言葉を入れたら可愛いのではないかな、と楽しみながら考えていたらアイディアは30案を超えていました。20案に絞らず30案をそのまま提出したのですが、上司はたくさんポーズを考えたことを認めて評価してくださいました。さらに、お客様も犬特有の仕草を盛り込んだポーズに共感して喜んでくださり、とても嬉しかったことを覚えています。
そのプロジェクトを通じて、上司や先輩は、成果物のことだけではなく、その成果物を提出するまでの過程、頑張りも評価してくださるのだなと思いました。また、良いと思った自分の考えを、しっかりと伝えていくことの大切さも学びました。中々新卒で入社したてだと、遠慮して自分の考えや意見を言いにくいことがあると思います。しかし言葉にしなければ伝わらないことはたくさんあると思いますので、積極的に言葉に出していってもらえればと思っています。
また、このプロジェクトを通じて思ったことがもう1つあります。それは、自分の好きなものや得意なことが仕事で活きることがある、ということです。ソーシャルメディアの企画・運用では様々な業界の仕事を行っています。思いもよらず、自分の好きなものや得意なことが役に立つ機会もあるかもしれません。なので、上司や先輩には積極的に自分の好きなこと、得意なことなどを伝えるようにしてもらえたらと思います。
03 仕事のこだわり求められたこと以上のことを自分なりの根拠を持って用意する
仕事において、「指示されたことや、言われたことをやるのは当たり前だ」という言葉を耳にする機会が多いと思いますが、まさしくそうであると私は考えています。私の場合は、上司や先輩からお願いされた仕事は、「依頼したあなたに最低限やって欲しい仕事」であると捉えています。なので、「指示されたことや、言われたことをやる」はあくまでも最低限だと考え、依頼された仕事に対し、いかにして+αができるかどうかを考え、実行することを大切にしています。
端的にいえば「企画を1案出して欲しい」と依頼をされたら、企画を2案以上成果物として提出するということです。ここで大切なのは、ただ2案出すだけではなく、「なぜ2案出したのか」を考え、しっかりと伝えなければならないということです。有益な成果物になっていなければ、数を多く出しても意味がありません。このケースの場合は、例えば「Aパターンの方向性で指示されていたが、Bパターンの可能性も考えられるので2案作成した」のように、「自分で考えた結果、別の方向性も有効だと思ったので作成した」ことを伝えるようにします。トランスコスモスでは上司の言うことが絶対である、ということはありません。なので、自分の考えや頑張ったことはしっかりと伝えていくことが大切です。これから皆さんの上司や先輩になる方は、そうした考え方や努力を認めてくださると思います。
- 学生へひとこと
- ここまで堅苦しく書いてしまいましたが、私の所属する職場は皆さんとてもフレンドリーで、上司や先輩とも気兼ねなくお話することができると思います!入社されたらぜひ皆さんの好きなこと・ものを教えてください。また、新卒だからお仕事を任せてもらえない・・・なんてことはありません。新卒からでも大きなプロジェクトにチャレンジすることができます。チャレンジはとても勇気がいることですが、失敗も経験の1つです。私もたくさん失敗します。それでもトランスコスモスには失敗をサポートしてくださる上司や先輩、チームの仲間がいます。入社後、臆せず、楽しみながらお仕事にチャレンジしていってもらえたらと思っています。