1. トップ
  2. 現場の声
  3. ビジネスコーディネーター・土屋真子

自己成長に貪欲であり続け、いつかは会社の成長の基礎となる人材育成に携わりたい

土屋 真子
土屋 真子ビジネスコーディネーター
2018年4月入社
帝京大学 教育学部 初等教育学科 卒

これまでの仕事内容

これまでの仕事内容

大手住宅設備メーカーの商品に関する電話対応・バックアップ・新人研修等を担当しています。入社後初の業務は一般のエンドユーザーではなくメーカーから商品を買い付けている企業の方々からのBtoBの窓口にて、商品に関するお問合せを受けるオペレーターとして電話対応を行っていました。電話対応と一口に言っても多岐にわたる商品を扱っており、具体的な問合せ内容としては商品の部品品番や施工方法、詳細な寸法や組み合わせ可否、お客様の条件に合った商品の選定等幅広いお問合せを受けています。様々な業界や業種があるので一概には言えませんが私の事業所は商品が複雑な分、高度な商品知識が求められお客様に回答+αのご提案ができたときは非常に達成感を得られます。

1年目の受電の成果を認めていただき、2年目から事業所の教育担当を任せていただきました。問合せ内容や商品知識が複雑ということもあり、1回の研修で約2か月と長い期間を担当します。研修内容は商品知識を始め、ツールを使用した調査方法(商品カタログ、設計図面、施工説明書、商品の仕様書、専用ツール等を使用します)、電話対応のための言葉遣い、お客様への回答の仕方等電話対応をしたことがない人でも安心して独り立ちできるようなカリキュラムを組んでいます。1年に数回研修を行いますが、新商品が出たり対応ルールが変更になるなど毎回全く同じカリキュラムという訳にはいきません。また、3年目の現在は私自身が品質評価の業務をしているということもあり、品質面の強化も図っていきたいと考えているので、回数を重ねるごとにより良い教育内容になるように試行錯誤しています。

3年目になった現在は、オペレーターとしてではなくオペレーターのサポートをする立場になりました。バックアップ業務では主にオペレーター自身が調査しきれなかった内容を引き取り調査したり、お客様の問合せ内容が理解しきれず何を調査すればいいか分からない、といった状況からお問合せいただいた断片的な情報をオペレーターから聞き取り、回答を導き出すというバックアップを行っています。バックアップはオペレーターの方々の話を汲み取ったり、お問合せで辛いことがあった際のメンタル面をフォローするといった状況になりうるので、商品知識だけでなく人間的な面でも成長できる重要な立場だと感じています。また管理業務としては、オペレーターの通録を確認しオープニングの挨拶や言葉遣い、回答内容などの品質が基準を満たしているかどうかの評価を行っています。日によってはバックアップをしながらチェックを行う場合もあるため、複数のタスクの中で常に優先順位を考えながら業務に取り組む必要があります。

1日のスケジュール

8:30
出勤。
8:50
朝礼にて、当日の目標件数の確認や情報共有を行う。
9:00
問い合わせ窓口が開き、お客様企業の商品に関する問い合わせの受電スタート。受電メンバーのバックアップをしつつ、品質チェック等も行う。
12:00
ランチタイム。ランチスペースで職場の仲間と一緒に昼食をとる。
18:00
退勤。仕事終わりにみんなでハワイアン料理を食べに行く。直接行く人もいれば、一度帰宅してからお子さんを連れてくる人もおり、にぎやかな食卓に。

01 入社後に成長したことPDCAを自分の中でも回すことで、自分の仕事に自信がつきました

入社後に成長したこと

トランスコスモスには様々な職種があり幅広い選択肢があります。その中でも私は入社後電話対応のバックオフィス業務に配属されました。社会人になるまで電話応対の仕事に触れたことがなく不安もありましたが約2か月間しっかりと教育期間があり、独り立ちした後もバックアップの方に支えていただきました。そのおかげもあり、苦手意識のあった電話応対が今では得意分野になったように思います。ここから苦手意識や未知の分野に挑戦するというチャレンジ精神を養うことが来ました。また、PDCAサイクル(目標を立てる→実行する→振り返り→改善)を繰り返すことで成長できたように思います。具体的には件数や自己回答率をいつまでに達成するか計画を立て、そこに向かって何を実行に移すかを考えます。私の場合は、よく来る問合せやバックアップの方に教えていただいた知識をエクセルにまとめ、次回の問合せではその資料を活かし自己回答に繋げられるようにしました。また、住宅設備業界ならではの建築用語や水道業界用語なども勉強し、お客様の話す内容を少しでも理解できるように努力しました。そして定めた期間内に目標を達成したか否か、そしてその要因を洗い出し次のステップの目標計画の際には改善を図ります。このPDCAを繰り返すことで、先のステップの見通しを考える力もつけることができたのではないかと思います。ただ目の前の業務に取り掛かるのではなく件数など目標地点を設定し、その目標に向かって自分なりに努力するということが楽しいと思えるようになりました。この過程の努力や目標達成した際の楽しさ・嬉しさと、目標を達成できなかった際の悔しさ・反省が仕事をしているうえでやりがいに感じていることです。また、目標を達成することで新しい業務や次のステップが見えてくるところも仕事を頑張れる1つの要因です。

電話対応を経てバックアップや新人研修の業務を任せていただくようになり、自分自身の成長を考えて育てていただいていた立場から人を育て成長させるという他人にアプローチをしていく立場へと変わりました。前者は電話対応という仕事をしたことはありませんでしたがあくまで自分自身の結果にのみ作用する業務です。しかし後者は経験がない業務ということに加え、ある程度の目標をこちらから提示した方が良い方や逆に自発的に進めてもらう方など、その人に合った方法を模索し人の成長に関わる重要な内容です。そこで自分とは違う考え方ややり方を持っている方に触れ一緒に仕事をした分経験を積めるため、電話対応の何倍も大変な内容ですが、人を成長に導きつつ自分自身も共に成長していけることがやりがいに繋がっています。

02 今後チャレンジしたいこと求められたその先を提供できる人材になり、いずれはそうした人材を育てる側になりたい

今後チャレンジしたいこと

現在はバックオフィスの部署に所属しているということもあり、お客様企業内で全ての業務を負担するとコストがかかってしまうバックオフィスの電話対応業務を一部請け負っています。現在は求められているサービス基準の件数や品質を目指し日々業務取り組んでいますが、今後は求められているサービスの提供にとどまらずお客様に認めていただき、+αの改善提案も行うまでに拡大していきたいと考えています。お客様企業、ひいてはその先にいるお客様に向けてよりよいサービスが展開できるように作り上げていくことが目標です。そのためにはまず現状求められている基準を満たすために、事業所としての基盤をしっかりと作り上げていく必要があります。事業所としては立ち上げから数年と新しい部類に入るのではないかと思うので人の定着化を図りつつ、今後はお客様との責任者という立場から打ち合わせに出席することや、打ち合わせの際に使用する成果・改善報告資料等の作成にも携わっていきたいと考えています。

現在は既存の事業所に所属していますが、新規の事業所の立ち上げ・運営も経験をしてみたいです。既存事業所は作られた契約・ルールの中での大変さですが、新規立ち上げはお客様との契約内容や業務内容・方向性や役割などの一から打ち合わせを重ねるためまたベクトルの違う大変さがあり、それを糧にトランスコスモスそして自分自身共に成長しパワーアップ出来るのではないかと思っています。

また、いずれは人事部に所属し社内に向けた人材育成や福利厚生・研修等のサービスの充実に携わりたいと思っています。現在は事業所の中での教育担当ということでその事業所に向けた教育ですが、様々な事業所に所属する方々に向けた会社全体という広い視野での取り組みを行うことで、トランスコスモスという企業の成長を担っていきたいと考えています。また部署間の異動や、全く畑が違うところで経験を積むことで自分自身の成長にも繋げていきたいと思っています。

03 私の働く環境年齢や立場も様々ですが、お互いを尊重し信頼して仕事ができていると感じます

私の働く環境

私の事業所では、正社員数名以外は契約社員の方々と一緒に業務を行っています。正社員でもオペレーター業務をしますし、契約社員でもやる気と能力のある人はバックアップ業務などのサポートに回り、事業所運営を支えています。このように年齢や立場も様々ですが、お互いの立場を尊重し合い、良い関係性で仕事ができていると思います。幅広い立場の方がいるからこそ、お互いに信頼関係を築いていくということを強く意識しながらより良い環境で働けるよう努めています。上司の方々とは年齢がバラバラなのですが近い距離感で仕事ができる雰囲気があり、自分の意見を発信しやすい環境です。また、それを「いいね」「それはこうした方がいいんじゃないか」と受け止めてくださり、時にはその発案を実行に移していただいたりと発信して終わりにならないのが良いところだと思います。更に、経験年数などにとらわれず私自身のことを認めていただき、仕事を任せていただけるのが嬉しいところです。時には業務量が多く大変なこともありますがそういう時こそ、報告・連絡・相談が大切だと実感します。こまめに報告や相談を行っていればヘルプしてくれる方もいますし、一人で抱え込まず自分から周りに協力を求めることの大切さを学ぶこともできました。また、大変さ以上に自分自身の成長とステップアップに繋がるということがやりがいに繋がっています。

そして、現在はお客様企業に常駐する形で業務を行っているため、お客様とも密に仕事ができていると感じます。新人研修の際には実物の商品を使用した実機研修を依頼し、お客様企業のメーカーから直接その商品の施工方法や構造についてご説明いただくことができています。また日々の業務の中でお問合せいただいた商品の仕組みや動作原理について助言をいただいたり、回答の方向性を確認したりと連携を取れることがスムーズな業務進行にも繋がっています。

学生へひとこと
トランスコスモスは多岐に渡る分野のお客様企業を支えており、それを実現しているのが「売上拡大」のDECサービスと「コスト最適化」のBPOサービスの2本柱です。この2つの分野の中でもそれぞれ幅広い職種を展開しているので、同じ会社の中にいても違う会社にいるかのように様々な仕事に挑戦しやすい環境なのが利点です。例えば業務面では事業の立ち上げから広告・分析等、普通では何社も必要な内容をワンストップで自社で行うことができます。また、働き手の目線で言えば普通であれば他社の業務のような内容も頑張り次第では異動し、挑戦できることです。ダメもとでチャレンジしてみたことが意外と自分に向いていた、なんてこともきっとあると思います。また半期に一度目標設定を行いその結果で自分の給与が変動するため、半年間の努力が結果として現れた時の喜びはひとしおです。更に、全国の各事業所ごとに業務内容に合わせたOJTやエルダーなどの制度もしっかり整っていますので、あとはやる気だけ持ってきていただければ安心して新しい環境に飛び込んでいけます。

就職前からやりたいことが決まっている人もいれば、就職活動中に探そうという人もいるのではないでしょうか。その中で会社説明会やインターネットなど今は様々なところから情報を集めることができるので、まずは自分の中の先入観を捨て、自らの可能性を狭めることなく広い視野で行動してみてください。就職活動で大切にしていることは人それぞれだと思います。自分の中で譲れないものを見つけこの貴重な機会を大切に、悔いの残らないよう頑張ってください。応援しています。
学生へひとこと

この職種についてもっと知る

entry / login