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最大限の努力で試行錯誤しながら、自分のミッション遂行のため前進する

伊澤 瑞樹
伊澤 瑞樹データサイエンティスト(コンサルタント)
2020年4月入社

東海大学 情報通信学部 経営システム工学科 卒

これまでの仕事内容

これまでの仕事内容

新人研修終了後、希望していた機械学習ツールの代理販売や社内部署の分析を担当する機械学習推進部へ配属となり、1年目は機械学習を活用したサービス開発のサポート業務に携わりました。
学生時代にデータサイエンスについては学んでいましたが、実際のビジネスで機械学習活用に携わった経験はないため、先輩を見ながら社会人としての基礎を学びつつ分析業務のサポートとしてPythonを活用したデータ分析やSQLでのデータセット構築を担当しました。

2年目以降は、社内部署向けに分析を担当することになりました。
社内の様々な部署が抱えている課題を機械学習を活用して解決し、データ活用を促進すると共に、分析を成功に導き利益やコスト削減など価値を生み出すことが目的です。
最初に、上長とともに課題を抱える社内部署へヒアリングを行いました。
ヒアリング内容はデータサイエンスの観点だけでなくビジネスの観点でも詳細に確認する必要があるため、それを聞き出す上長のヒアリング力は学ぶことがほとんどでした。
その後、分析業務を任せてもらい、納得できる成果が出るまで分析を繰り返し、結果を資料にまとめ、社内担当者へ報告を行いました。
最も印象に残っている業務は2年目にプロジェクトマネジャーという立場でアサインされた大型分析案件で、案件の要件定義・分析・施策実施後の効果検証まで一通り経験できたことです。

3年目となる現在、社内部署向けの全案件のプロジェクトマネジャーとなり、トランスコスモスにおけるデータ活用の推進を目的に、新たな分析テーマの創出や分析要件のヒアリングをメインに担当しています。

1日のスケジュール

9:00
業務開始。メール・チャットの確認・返信。
9:10
1日のタスクをメンバーに共有し、案件状況の報告を行う。
10:00
社内部署の担当者に業務上の課題、分析要件をヒアリング。
12:00
休憩・昼食。
13:00
分析に利用するデータの確認や、提案予定の分析資料を作成する。
18:00
退勤

01 入社後に成長したことお客様に接する業務を通し、当事者意識を持つようになりました

入社後に成長したこと

入社後に成長したことは、当事者意識を持つようになったことです。

入社1年目は、上長・先輩より与えられた作業を上手くこなすことに注力をしており、受け身な姿勢で仕事をしていました。上長や先輩に分析結果や資料の確認をしてもらい、その合格基準をクリアできるかどうかがポイントと考えていました。
しかし、徐々にお客様と接して仕事をする機会が増えたことで、お客様の業務上の課題やミッションを理解したうえで何を提供でき、結果としてどのような価値を生み出せるかを分析者として考えるようになりました。

2年目には初めてプロジェクトマネジャーとして大型分析案件を担当する機会があり、お客様の課題、分析要件、方針など案件の主軸となる部分を私が正確に理解することが求められました。そのため、徐々に自分の仕事が直接お客様のビジネスの成果へ繋がる責任を感じるようになりました。このような環境や考え方の変化もあり、自分なりに分析内容や今後の進め方を考えて上長に提案したり、率先してお客様との進捗管理を行うなど主体性をもって行動できるようになったことが成長のポイントと考えています。

当事者意識をもつことは、私の担当している分析業務に限らず、全てに共通することであり、今後の業務でも非常に重要なことをだと考えています。私は成長するためには、若手にもお客様と接する機会を与えてもらうことや案件を任せてもらうことが大切だと思いました。そういった意味でトランスコスモスは、若手社員へ成長の機会を与えてくれる企業だと考えています。

02 大変だったこととその乗り越え方最大限の努力と徹底した準備で、自信のない業務を乗り越えました

大変だったこととその乗り越え方

これまで大変だった業務は、入社2年目で社内部署向けに機械学習セミナーの講師を担当したことです。
このセミナーは、トランスコスモスのデータ活用推進の一環として、機械学習の基本知識やツールの操作を社員の皆さんに教育するものです。
様々な部署から前提知識の異なる25名ほどの社員が参加し、私が講師として講義や質疑応答を担当しました。
当時、機械学習を教えることは初体験で、もともと人に説明することも不得手なタイプだったので、講師としての自信を持てないでいました。
しかし、仕事として与えられたからには自分のできることを最大限努めることが大切だと考えました。
また、自信を持つためには、事前準備で不安要素をどれだけ排除できるかがポイントだと思い、過去の先輩方の講師動画を繰り返し視聴し時間配分や説明の仕方を学び、想定質問も複数パターン用意し準備を徹底しました。
その結果、受講者の反応は非常に良く、受講後アンケートの理解度の項目で全員から「満足」「やや満足」の回答をもらうことができ、ひとつ不得手を克服できた結果となりました。

03 未来の自分と夢社内の様々な課題を把握し、トランスコスモス全体の売上や業務改善に貢献する

未来の自分と夢

夢は社内全体にデータ活用を推進し、トランスコスモス全体の売上や業務改善に貢献することです。
私のミッションとしては、トランスコスモス社内の抱えている課題を機械学習を活用して解決し、価値を生み出すことです。
そのために、社内に存在する様々な業務上の課題を把握し、社内担当者と同じ視点に立って解決に取り組むことが重要と考えています。
機械学習の知見やビジネス面のスキルはまだまだ不足していると感じているため、実現させるにはかなり高い目標だと思います。
しかし、実現したい目標に対して積極的に挑戦し、試行錯誤をしながら少しずつ実現に近づけていければと思います。
仮にその過程で上手くいかない場合でも成長の機会だと捉えています。
トランスコスモスは、そのようなチャレンジングな目標に対しても後押しやフォローをしてもらえる体制、環境が整っていると感じています。

学生へひとこと
就職活動は自身と向き合い、将来を考える貴重な機会です。
まずは、今までの経験、背景を振り返り、自分が何に興味関心が高いのか明らかにすることが重要だと思います。その上で、皆さんのやりたい仕事ができる企業を選んでください。
トランスコスモスは、職種別採用ということもあり、皆さんが挑戦してみたいと思える職種が必ずあると思います。また、その中には各職種のプロフェッショナルが在籍しているため成長できる環境も整っています。
加えて、挑戦したいと声を上げれば、必ずしもすべての意見が通るわけではありませんが、皆さんの思いに対して適した機会を与えてくれる企業だと思います。
ご縁があり、皆さんと一緒に働ける機会を楽しみにしています。最後まで自分に自信を持って就職活動を頑張ってください。
学生へひとこと

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