

GENERAL MANAGER
諦めなければ、 必ず目的地にたどり着ける 諦めなければ、 必ず目的地に たどり着ける
デジタルインタラクティブ事業本部
MC統括副部長
石川 圭太
●本部長・統括部長
●キャリア採用
●提案
●DX推進
コロナを機に転職。
「人」に惹かれてトランスコスモスへ
前職ではどんなことをされていたのですか?
新卒で入社して以来ずっと大手航空会社グループで働いており、セールスやマーケティングに関わっていました。入社当時はデジタルやWebの部門はなく、最初はいわゆる営業マンとして、旅行代理店への営業を行っていました。その後、パッケージツアーの企画やPR、宣伝のような仕事を経て、Webサイトの担当になり、そこから十数年ぐらいWebサイトの担当を続けていました。
トランスコスモスに転職を決意されたきっかけは何だったのでしょうか?
一番の大きなきっかけはコロナです。コロナの流行を機に、これまでの状況が一変してしまいました。飛行機も飛ばなくなり、会社は月半分くらいの休業状態が半年以上も続いて……。改めて自分がこれからやりたい事を考え直す時間が出来て、早期退職の制度もあったので、そこにエントリーして、転職活動を始めました。
航空や旅行に関わりたい気持ちは本質的にはありつつも、コロナで色々と考えることもあって……。以前からデジタルマーケティングを専門的にやりたいな、という思いもあったので、これを機に挑戦しよう、と。トランスコスモスとは以前からかなり長いお付き合いがあって知っている方も多かったですし、会社がどんなことをやっているのか理解もあったので、入社を決めました。
トランスコスモスのどこに魅力を感じて、入社を決意されたんですか?
一番の決め手は何といっても「人」。前職の航空会社にいた頃から、トランスコスモスとは十数年来のお付き合いで色々なプロジェクトを一緒にやりました。前職ではデジタルマーケティングの導入から携わっていたのですが、当時はあまり頼れる人がいなくて……。ツールベンダーだったり、知恵を授けてくれるような方はいたんですけど、一緒に形づくってくれる方はなかなかいなかったんですよね。良いことも大変なこともありましたが、色々なプロジェクトを当時トランスコスモスは出来るまで一緒にやってくれた。そのことが印象に残っていたので、そういう方たちとまた一緒にやりたいなと思ったのが決め手ですね。

事業会社から代理店に転職されて、魅力的に感じたポイント等ございますでしょうか?
これまでは経験出来なかった職種の仕事に関われる事、これまでの自身の経験やスキルが様々な企業のマーケティング業務に活かせる事だと思います。その結果、自身の視野も広がりますし、デジタルマーケティングの専門性も深められていると思います。
提案して終わり、には
絶対にしたくない
提案して終わり、には
絶対にしたくない
今はどんな業務をされていますか?
MC統括部とDI事業推進部を兼務しています。MC統括部の副統括部長として、統括部の方針的なところやマーケティングの新規ソリューション開発、グロースハック推進部を中心としたデジタルマーケティング推進などをメインでやっています。
あとは、前職での経験を活かして、デジタルマーケティングをうまく進めていくために何が課題となるのかを各企業様へお話しすることもあります。前職でデジタルマーケティングの導入に携わっていた経験から、引っかかるポイントやうまくいかないところがわかっているので、その経験を踏まえてデジタルマーケティングの導入のお手伝いをしています。
トランスコスモスに転職して苦労したことはありますか?
やはり支援する側としては経験も浅く不慣れなことは多いです。私自身トランスコスモスの社歴は3年程度なので、私よりも長く経験されている方たちが数多くいますし、いろんなクライアント様と仕事をされている方が沢山いるので、その方たちに協力をしてもらうというのを意識していますね。その方たちの意見を聞いて、全部自分でやろうとせずお任せしたり、協力してもらったりを心がけるようにしています。

業務の中で特にやりがいを感じるのは、どんなところですか?
戦略を立てて終わりではなく、「それを実行するためにはどうしたらいいのか」が大事です。一般的にコンサルティングって上流のことを考えるけど、どうやって手を、足を動かせば目指す姿に向かっていくのか、というところまでは行き着いていないことが多い。難しい提案書だけ提示して「こういうところを押さえておけばいい」で終わってしまうことって案外多いんです。
でも本来なら最初の段階で、運用方法は?人材は?そもそも、どういうことをやっていきたいんだろうか?を考えておかないといけない。それができてないんですよね。企業の幹部や一部の社員としか話さないまま、「これをやるべきです!」って言って終わっちゃうと、必ず具体的に落とし込んだ時に引っかかるポイントが出てきます。結果、効果が見えず、不満につながるケースも少なくありません。そういったことを浸透させていきたい思いはあります。まだ全然、道半ばまでも行っていないぐらい、という気はしていますけど……。
前職の経験が活かされている部分もあるのでしょうか?
前職では今と逆の立場、「提案される側」だったことが今につながっているかもしれません。前職で、様々な企業から多くの提案を受けましたけど、「これってどうやって実行するんですか?」が抜け落ちていることが多かったな、と感じています。あとは、そもそも企業に合っていない提案っていうんですかね。「自分たちはこんなことしたいわけじゃないのに……」って現場として感じることも多かったかな、と。現場の課題感もわからず提案してくると、気持ちも冷めますよね。
トランスコスモスの立場でいうと、提案は現状をしっかり把握して、将来を見据えてしないといけないと思います。現場の今の課題や現状を知っているかどうかが非常に重要なことなので、たくさんの運用現場を預かる当社はアドバンテージがあると考えています。未来に向けた言葉と、今働いてる方たちを動かす言葉は違うんですよね。今、私自身が現場目線で100%できているかはわからないですけど「やらなければいけない」とは思っています。
人を大切に思い、
諦めず目の前のことを一生懸命にやる!
仕事をする上で大切にしていることはありますか?
一番大切にしているのは、やっぱり「人との付き合い」ですね。私自身トランスコスモスで働くきっかけになったのも、やはり人と人との関係だと思いますし、前職でデジタルマーケティングを何もない状態から始めた時も、社外の方に話を聞きに行ったり、色々な企業の方とコミュニケーションや情報交換をしていく中で「人と人とをつなぐデジタルマーケティング」という重要性を、すごく感じました。何をとっても、人に帰結する部分があるかなと思うので、自分にとっては「人」が一番大切にしていくポイントではあるかなと思いますね。
あと長年、働いてきた中で、現場で働いている方たちを一番大事にしなくちゃいけない、ということも思います。現場の方たちが一番課題に直面していてその解決策を持っていると考えています。その方々にそっぽを向かれると、何も進まないというのが、自分の経験上もわかっているので。

ご自身のモットーを教えてください。
1つは「きちっと足元を見る」。先ばかりを見るのではなくて、今の自分達が立っている場所とその成り立ち、目の前で何をするべきなのかが一番大切だと思っているので、それをきちんとやり切る事。
あとは「諦めない」ことですね。僕は「車で迷子になったことがない」と言っています。実際は迷子になることもあるんですけど(笑)、目的地にたどり着かなかったことはないんですよね。ナビがない時代から、どうにかすれば絶対にたどり着けている。つまり「諦めなければ、必ずできる」っていう風に思っているところはあります。
諦めず、目の前のことを一生懸命やる。そこを大事にしていますね。
今後、やってみたい業務はありますか?
今の業務はWebサイトやアプリがメインですが、広告との関連やソーシャルなど他チャネルとの関連も興味がありますね。あとは今VOC(Voice of customer)の一環でコールセンターとの関わりを進めていたりもします。今のコールセンターは、どこの企業様もWebサポート業務も担っているので、出来るだけお問合せが入らないように、という目的もありますが、VOC分析の観点で、「マーケティングコミュニケーションに活用していくためには、どうすればいいのか」といったところを、上流からだけではなく、より現場レベルで具体的に活用できるようにしていきたいな、という思いはあります。