

DEVELOPMENT ENGINEER
勉強することは、 無限にある
マーケティングテクノロジー統括部
開発エンジニア
松岡 拓夢
●開発エンジニア
●キャリア採用
●リモートワーク
●自社プロダクト
DEC Connectにシステム開発の可能性を感じ、エンジニアとしてステップアップ
前職ではどんなことをされていましたか?
情報系の学部にいた頃、AIやプログラミングに楽しさを感じていたので、システム系の会社に就職しました。新卒で右も左もわからない段階で、エンジニアとして色々と教えてもらいながら、鉄道会社に常駐してきっぷなどの予約システムの開発に携わっていました。約4年半同じ現場で働いていて、業務内容も一つのことをやり続けていたので、「このままでいいのかな、もっと別のところでもチャレンジしてみたいな」と思い、転職を考えました。
トランスコスモスに入社した一番の決め手はなんですか?
前職が常駐系だったという事もあり、次の会社では自社サービスを扱っているところがいいな、と思っていました。トランスコスモスは、独自開発のAPI連携プラットフォーム「DEC Connect」を展開されているところが魅力的でした。「DEC Connect」は案件に応じてシステムを作ったり、色んな可能性があると聞いて、様々な案件にチャレンジできそうだな、と思ったのが決め手になりました。
トランスコスモス独自開発のAPI連携ソリューション「DEC Connect」入社後は、どんな案件に携わられたのですか?
「DEC Connect」を使って、各案件に合わせたシステム開発を行っています。その他、メンバーが作ったものに対してのレビューや、仕様の調査依頼を受けることもあります。
たとえば、ある事象が起きたときに、なぜそれが起こるのかを分析・調査するんですが、仮説を立てるところから始めて、それを裏どりしていくっていう作業ですね。仮説を立てるためには、色んな知識のインプットがやっぱり必要になってくると感じています。
前職が活かされていると感じることはありますか?
前職では、エラーの原因を調査して、解決策を導き出すような業務もしていました。答えがない答えを解きにいく、みたいな……。そういうときって、かなり調べても答えがないので、自分で仮説を立てたり、頭をとにかく振り絞って考え続けていました。それが成長のきっかけにもなりましたし、今でもそういった経験が活きているなと思ったりはしますね。

苦労してリリースしたシステムに、驚くほど大きな反響が!
苦労してリリースしたシステムに、驚くほど大きな反響が!
業務の中でやりがいを感じたエピソードはありますか?
お客様がイベントを開催することになり、そのイベントの参加予約システムを開発しました。かなり大変な作業だったんですが、無事にリリースできて、うまく動いていると安心していたのですが、ある日『予約ができなくなっている!』と言われまして……。慌ててエラーを調べたりしたのですが、何の問題もなくて。実はすべて満席になっていたせいで、予約ができなかったんです(笑)。
無事にリリースできたこと自体嬉しかったのですが、予約が満席になるほど、たくさんの方に使っていただけたという事がわかったことで、さらに達成感が高まり、嬉しかったですね。
業務の中で苦労する点はありますか?
今は開発・保守の両方をやっています。ただ、私はずっと開発しかしてこなかったので、保守の経験があまりなく、そこはちょっと大変だったかな、と。開発と保守では求められるスキルが違っていて、保守は絶対にミスをしてはいけない。私自身、バーッと進めるような開発は得意なんですが、逆に細かいミスをしがちなので、ミスしないよう神経を使う保守は、個人的に弱点かな……と感じていますね。

若手メンバーに刺激を与えられる“師匠”のような存在が目標
チームの雰囲気はどうですか?
チームの雰囲気はすごくいいですね。メンバー同士の仲もいいんじゃないかなと思っています。oVice※を使って雑談することもありますし、oVice上で集まって困ったことを相談しあったり、気軽に声をかけやすい雰囲気を心がけています。リモートワークだと、どうしてもコミュニケーションが薄くなりがちですし、人によってはメンタルにくることもあります。私自身、前職でリモートワークをしていた時期に、精神的なツラさを感じた経験があるので、若手メンバーが抱え込んでしまわないよう、「大丈夫?」「何か困ったことはない?」と、こちらから声をかけるように気を付けています。
- oVice:トランスコスモスでも導入しているバーチャルオフィス
チーム内で知識の共有やインプットはどのようにされていますか?
私自身、前職でベテランの方に指導していただいて、その方を師匠と呼んでいるんですけど(笑)、その方がわけのわからない技術用語を言ってきたりするんですよね。知らない言葉が出てきたら、その意味を自分で調べていたんですけど、今思うと、それがかなり刺激になっていたな、と。全然知らない概念に触れて、勉強するきっかけになることもあったので、今の若手メンバーにも同じような経験をさせてあげたいな、と思っています。自分で調べてもらうよう促したり、技術の解説をしたり、そういうところは特に意識しています。
今後、チャレンジしていきたいことはありますか?
保守であれ、開発であれ、同じようなことを何回もやっていることがあるので、もっと効率化できないかな、と思ったりします。効率化においては、まだまだ課題も多く、発展途上なところはありますね。ただ、良くしていきたい、改善したいと考えているエンジニアはたくさんいるので、そういう方たちと協力して、今後は効率化や自動化をもっと進めていければと思います。
あとは、若手のメンバーが慣れていない作業で手間取ったり、知識不足でどうすればいいかわからない、というシーンも多いので、一緒にスキルアップできたらなという思いもあります。教育というとおこがましいですが、きっかけぐらいはあげられたらいいな、と。若手の成長を実感できたら、多分すごく嬉しいと思います。
開発エンジニア
を目指す方へ
開発エンジニア
を目指す方へ
トランスコスモスに入社して良かったと感じた点はありますか?
トランスコスモスのマーケティングテクノロジー統括部独自の試験で「エンジニアリングスキルチェックテスト」というのがあります。全エンジニアが半期に一度、必須で受けるテストなんですが、良い点を取ればすごく褒められて、評価に直結するんです。テストを受ける前は結果をそこまで評価してもらえるのか半信半疑だったんですが、実際に受けてみて、本当に評価してもらえるんだって驚きました。エンジニアにとっては、“スキル”という所が組織としても、本人としても一番評価して欲しい・すべきポイントだと思うので、すごくいい取り組みだなと感じています。その評価や期待に応えるために頑張ろうと、日々業務のモチベーションにもつながっています。
トランスコスモスのエンジニアには、どんなスキルが必要だと感じますか?
「できた!」と思っても、本当にできたかを疑ってかかることは必要なのかな、と思います。ミスをしてはいけない保守の場合は特に、「自分をあまり信用しすぎない」ことが大事だと思います。
また開発には、勉強が苦にならない方が向いていると思います。最新のトレンドもそうですし、勉強することは、無限にある。私自身も、去年の自分の仕事を振り返って「なんでこんな変なことをしているんだろう」と思うこともいっぱいあります。ずっと勉強し続けて、覚えた技術を使っていくことに喜びを感じる方は、すごく良いのかなと思いますね。
