『常に“なぜ”を考える』根津 夏美
MC（マーケティングコミュニケーション）統括部
Webディレクター / 根津 夏美さん
未経験採用で中途入社された根津さん。入社2年でプロジェクトリーダーとして活躍する根津さんに、入社後のギャップや働くうえで大切にしていることなど、全てのメンバーに参考になるお話を伺いました！
目次
まだこの世にないものを
―前職ではどんなことをされていたのですか？
新卒で入社した金融の会社に3年間勤めていました。
法人営業の部署に所属し、中小企業へ融資や保険の提案をしていました。
―そこからWeb業界に興味を持ったきっかけはなんだったのでしょうか？
お客様が今課題に思っていることや改善したい内容をヒアリングするのですが、「どれだけ聞いたとしても、この世にあるものしか提案できない」っていうところにモヤモヤを感じるようになり、もっとお客様の課題に沿った解決策の提案をするためには、自分で作ったものやこれから作り上げていく方針の提案が出来れば…と思い始めました。
それから、制作に携われるような職種への転職を考え始めました。
―中でもトランスコスモスを選んだ理由はなんですか？
前の会社も規模が大きく、いろんな業種のお客様と関わることが出来ました。
それにより自分の中で知識も増えましたし単純に楽しかったので、お客様にナショナルクライアントが多く幅広い業界の案件に携われる「規模感」みたいなのは魅力的でしたね。
あと研修は大きな決め手でした。営業で培った経験は活かせたとしてもやはりWebに関しては未経験なので、前職も忙しくてなかなか入社前に勉強する時間も取れなかったですし…2ヶ月間の研修付っていうのは心強かったです。
―ぜひ研修の感想を教えてください！
2ヶ月間の研修では全体的な基礎知識を得ることができ、最初に配属された案件ではそのまま研修でやった事を業務に活かすことが出来ました。本当に案件に適した研修をしてくださっているのだなと実感しました。
ボリュームは多かったですが、初めて知ることばかりで楽しかったため、私は詰め込んでくれて良かったです（笑）
また、一緒に研修を受けた同期は年齢が近い人が多かったので、リモートでも適度な交流を図りながら参加することが出来ました。
コミュニケーションを取りながら生まれたものをカタチにできる
―入社後に担当したお仕事を教えてください！
研修を経て配属された先は、前職である金融の経験を活かせるということで、金融関係のクライアントが多い部署でした。配属直後は、クレジットカード企業様のLP制作やサイトリニューアル案件に携わらせていただきました。
現在はネット銀行様を担当しており、お客様先に出社をして業務しています。PL（プロジェクトリーダー）としてサイトの運用を行いつつ、業務効率化やサイト改善のご提案をしています。
―働いている中で、やりがいを感じているところは？
いまの業務は新規立ち上げとして参画したこともあり、「もっとこうした方がいい」が溢れている状態です。そこに対し、自分で改善箇所を見つけて提案から携われるという動きが出来るのはすごく楽しいです。
あとは、前も営業をやっていたからというのもあると思うのですが、お客様と直接話せるのはすごく良いなと思います。制作したいとは言ったものの、ただ言われたものを作るのではなく、お客様とコミュニケーションを取りながら生まれてくるものをカタチにしていけるのはすごく好きですね。"なぜそれが必要なのか？"を常に考えながら、最善の提案を心掛けています。
―前職の経験で現在の業務に活きていることはありますか？
お客様と会話することには慣れていたので、比較的早い段階からお客様とのやり取りを任せていただきました。またディレクターの業務はどの職種でも通ずることがあるなとやってみて思う事が多かったです。各所の調整や進行するにあたってのスケジュール作成などを今までやってきたことがある人は、業務にも入りやすいと思います。
同士が多く相談しやすいチーム
―トランスに入社し、ギャップを感じる事はありましたか？
業務内容に対するギャップは少なかったです。
入社前の面談などでも細かく教えてもらえましたし、配属面談でも制作がやりたいという希望を通していただけたので…
あ、リモート業務に関してはやったことがない状態で入ったので、そこが一番の不安要素ではあったのですが、既にリモート業務の基盤ができているところに私が入っただけだったので、家でも分からないことがあって困るっていう事が一切無く、そこはある意味ギャップでした！リモートでもこんなにスムーズにいくのだなというのは入ってみて体感しました。
―今のチームや職場の雰囲気はいかがですか？
今のマネージャーの方が、年齢もひとつ上でその方とは前の案件でも一緒だったので、何でも相談しやすいですね。
さらに上のレイヤーにあたる課長さんも忙しいのに常に笑顔で、なにかあったらすぐ動いてくれるので、とても感謝しています。
また、同じチームにいるもう一人のディレクターの方が、私と同じく未経験入社でちょうど私の1年後に入ってきて、年齢も同い年なので共通することが多く一緒に働いていて心強いです！
Web業界に挑戦する人へメッセージ
―根津さんと同じように他業種からWeb業界に挑戦する人へアドバイスを下さい！
実際に職を変えてみて感じたことなのですが、”知識がないからできない”は違うなと。
知識に関しては後からどうにでもなるので、そこが不安で動けないのであれば、まずは行動に移した方がいいと思います！
トランスコスモスに関しては、中途入社の方の受け入れ体制がすごく手厚いです。チームの方たちも当たり前に受け入れてくれますし、中途だからと言って既存メンバーとの壁みたいなものも全く感じなかったです。むしろ前職でやっていたことを活かせるようなポジションを一緒に探してくださったので、そういった面でも一人で悩む必要はないと思います。
心配や不安で立ち止まっている人がいるなら、まずは動いてみて欲しいです！
―ちなみに根津さんは、入社前の勉強や準備はどの位されていましたか？
正直、スクールとかは当時あまり考えられていなくて、それこそ面接でも出来る限りの勉強量で入社することになるかもしれないという事はお伝えさせていただいていて、ただ「この職種で将来こういうことをしたいと思っています。」という所と、「キャリア的にこういう道を歩みたいから今転職活動をしています。」という想いは強くお伝えさせていただきました。
ほんとに”Webディレクター”と”Webデザイナー”の違いもわからない程度だったので、細かい知識というよりは、ディレクターって日々何をやるんだろう？みたいな記事を読み漁ったり、日々の合間でできる程度で自分がこの会社に入ったときに、どういう動きをしてどういう仕事をするのかということは調べていました。
あとは私、前の会社がすごく好きで「そこで経た3年が無駄になるわけがない」っていう自信があったので、前職での取り組みとかこんなことをやってきて、こんな事が出来ますって言うのはアピールさせていただきましたね。
“なぜ”を大切にお客様にとって心強い存在に
―今後身につけたいスキルはありますか？
実際に制作をやらせていただいたからこそ気付いたことでもあるのですが、今のお客様だとGA4を導入していたり、5Aスクエアを入れて指標をわかりやすく見られるようにしましょうという話もあり、そういった分析の観点から提案に持っていけるようなことにすごく興味があります。
「なぜそれを制作する必要があるのか」を見つけられるようにGAを使いこなせるようになりたいです。
―働くうえで大切にしている事を教えてください！
ただ言われたからやりましたというのが嫌なので、何をするにしても自分はどう思ったのかというのは、常に考えるようにしています。
全ての行動に対して、私はこう思ったからこれをやりましたと言えるよう、依頼された際に分からないことがあったら、解決してからやるっていうことは心掛けています。
特にお客様からの依頼は、「こうして欲しい」というような簡潔な内容が多いと思いますが、それをその通りに作ってしまうと自分がやる意味がなくなってしまうと思うので、なぜそれが必要なのか、自分の中でも思考を巡らせてお客様とも会話をしたうえで進められるような人でありたいと常に思っています。
あとはお客様の中でも、Web系の部署は立場が弱いこともあるみたいなので、私達が入ったことによってそこも変えられたらいいですね。お客様にとっても心強い存在になりたいです。
インタビューの節々から、根津さんがお客様の事を常に考えて仕事しているという事が伝わってきました。根津さんの更なる活躍から目が離せません！
今後も様々なメンバーにインタビューしていきますので、どうぞお楽しみに！
