Webサイトアナリスト
Q1 あなたのミッションを教えてください。
私はアナリティクス(調査・分析)部門に所属し、Webサイトやスマートフォンのアプリなどのアクセスログを使った分析を担当しています。お客様からお預かりしたアクセスログデータをもとに顧客行動の可視化を行い、改善点の発見などにつなげることが主なミッションです。
Q2 実際にどのような業務を対応されていますか?
主に二つあります。
一つ目は、Webサイトやスマートフォンアプリなどのアクセスログを解析・分析し、現状の可視化や問題点・改善点を発見することです。それらをお客様にレポーティングし、改善活動に役立てていただきます。社内のWeb制作部門が関わるプロジェクトの場合は、その担当者と連携して、より具体的な改善案を提示することもあります。
二つ目は、分析コンサルティング業務です。
分析ツールの導入やKPIの設計から、最終的な課題抽出に至るまで、分析に関する全面的なサポートを行う業務です。トランスコスモスには、それぞれの分野に専門知識を持つ優れたスタッフがおりますので、連携しながらプロジェクトを進めています。どのような分析手法が必要なのか、それにはどのようなデータが必要なのかといった部分からお客様と討議しながら進めます。
例えばあるサービスの機能改善を検討するとして、日々サービスに向き合っているお客様からは課題が見えづらくなってしまうこともあります。そうしたときに私たちが第三者的な目線で分析を行い、本質的な課題はどこにあるのかを見出すことで、より効果的な改善につなげることが可能になります。お客様と近い距離でコンスタントにPDCAを回し、確実な実績につなげていけるのは、仕事をしていて楽しいと思える瞬間です。
2010年入社 K.N.
Q3 あなたの思う、トランスコスモス(DMサービス領域)の「強み」と「弱み」を教えて下さい。
強みとしては、当社はあらゆるステージでのデジタルマーケティングの活用をワンストップで実現できるナレッジがあり、それぞれの専門知識を持った優れたスタッフがそろっている点です。
一方、それとは表裏一体ではありますが、組織の規模が大きく関わるスタッフの数が多いため、メンバー間のコミュニケーションが課題になります。密なコミュニケーションが重要となるため、プロジェクトでは様々なツールなどを活用し連携することで、強みとして活かせるようにしています。
Q4 あなたのキャリアの変遷と今後について教えてください。
以前は検索ポータルサイトのプロデューサーとして、デジタルメディアのサービス企画や運用を行っていました。自分が作ったコンテンツがお客様に響いているかを知りたいと思うようになったことで分析に興味を持ち、SEOコンサルタント企業を経てトランスコスモスに入社しました。現在はサービスの作り手の経験を活かし、お客様に寄り添った提案ができるよう分析コンサルタントの業務を担当しています。
今後は分析のスペシャリストとして、セロニスなどの新しい分析手法の開拓やtrans-改善MAKER※の拡大、そして若手の育成に注力していきたいと考えています。
※trans-改善MAKERについて詳しく見る▶