アナリスト・コンサルタント

Q1 あなたのミッションを教えてください。

主に社内の部署を対象として、最先端AIツールである「DataRobot」を活用し、予測モデルの提供を通してサービス品質向上の支援を行うことがミッションです。コールセンター部門からの依頼が多く、コールログ等のデータをもとに入電数(着信数)を予測するモデルを作成することが多いです。

Q2 実際にどのような業務を対応されていますか?

AI(機械学習)を活用した予測モデルの要件定義から運用サポートまで一貫して対応しています。案件は社外のお客様だけでなく、社内の他部門から相談されることも多いです。また今年度から、社内向けにAI活用人材の養成を目的としたワークショップの講師や新卒のメンターとして育成にも携わっています。

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2021年入社 R.S

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Q3 あなたの思う、トランスコスモス(DMサービス領域)の「強み」と「弱み」を教えて下さい。

私が担当している業務での話になりますが、担当者には経験やノウハウを十分に活かせる裁量が与えられるため、よりお客様企業のご要望に合致するサービスを提供できることが強みと考えています。その反面、制作物がオーダーメイドのものになり、担当者が考える事項や収集が必要な情報が多くなるため、難易度が高くなりやすい点があります。お客様側に機械学習の知識がないケースが多く、成果物の質を私たち作成者側に委ねられる面が大きいので責任も重大です。ただ、行き詰った時は同じチームのメンバーや上長に相談し進められる環境なので、チーム内でフォローし合いながら対応しています。

Q4 あなたのキャリアの変遷と今後について教えてください。

前職はSIerとして、主にAI(機械学習)関連ソリューションの営業を担当していました。その中で、売るだけではなく自分で予測モデルを作りたいという気持ちが芽生え、大学院で統計学を扱っていた経験も活かせるトランスコスモスに中途入社しました。現在は、アナリスト・コンサルタントとしてAIを活用したプロジェクトを推進しています。今後は予測モデルを提供するまでのプロセスの標準化を行っていきたいです。現状のオーダーメイド的な進め方だけでは、時間がかかってしまうため、より早く、より効果的にAIが活用できるような仕組みを目指しています。

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MESSAGE

社内からの依頼が多いので、予測モデル作成時に基となるデータを丸ごともらえることも多いのですが、その分モデル作成の難易度も高くなりやすく、技術力や専門知識を試される場面もあります。そういった際に「分からない」で終わらせるのではなく、分からないことを伝えられる方に来ていただきたいと思います。周りには助けてくれる仲間がたくさんいます。メンバーと楽しく仕事をしたいという気持ちと、分からない事をはっきり伝える意識を持てる方は私たちの部門でも更にご活躍いただけると思います。