”CTS”とは、お客様からのコール記録の情報を一元管理するものです。
この機能を使用することによって、どういう要件でやり取りをしているのか記録が残るので、たとえオペレーターが変わったとしても顧客対応ができる。というシステムです。
今回のPJの目的は、CTSの利用者が使いやすく、誤作動や、入力の手間が軽減されたUIを目指すことです。
なので我々は、「機能改修」というよりも、使用者が使いやすいように。という観点で「業務改善」を行いました。
改修前のCTSは、10年前から使用されており、これまで改修されていませんでした。
コールセンターのオペレーターの中には、Webサービスに慣れていない方もいらっしゃり、現状のUIだと入力の手間がかかってしまい使い辛い、という懸念がありました。
加えて、「使い辛さ」に拍車をかけていたのが、”機能過多”です。
このCTSは立場の違ういろいろな人が使用する為、どうしても複数の機能が必要でした。
それがそのまま画面上に表れているので、結果として、オペレーターから使いづらいという声が上がっていました。
このような背景から、スキル・年代・属性問わず、どんなオペレーターにも満足に使っていただけるようなシステムに昇華させるべくUI改善を行うことになりました。
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