●ユーザーの未来を託してもらえるように。
一人ひとりのニーズに寄り添うサイト構築への挑戦
要件定義フェーズでは、⾦融業界のサイト制作実績が豊富なメンバーを筆頭に約2,500ページに及ぶサイト構造の最適化に取り組みました。
ユーザーが未来を託したくなるようなサイト構造にするためにも、特に個⼈のお客様向けページではトップを、法⼈のお客様向けページでは商品詳細の設計で検討を重ねました。
- あなたの⼈⽣に寄り添う⾦融体験を。コンシェルジュ機能が実現する「託せる未来」
個⼈のお客様向けのトップページでは、ファーストビューに表⽰されるグローバルナビゲーションで商品の種類ごとの明確な⼊り⼝を配置。中央には「⾃分らしい⽣き⽅に、⾃分に合った商品を」というコンセプトコピーとともにコンシェルジュ機能を設置し、ユーザーニーズに寄り添う設計になっています。
このニーズベースの商品提案アプローチは、サイトコンセプトである「託せる未来を体感できるサイト」を体現し、三菱UFJ信託銀⾏ならではの選択肢を提供。『資産を増やしたい』などの抽象的な選択肢から、『コツコツ積み⽴てたい』といった詳細な選択肢へと絞り込む設計により、どのようなユーザーも最適な商品に簡単にたどり着ける導線を確保しています。


個人トップでは自分に必要なサービスが明確にイメージできないお客様向けに、
直感的に最適な選択肢を見つけられるコンシェルジュ機能を設置。


グローバルナビゲーションでは、信託銀行ならではの幅広い商品ラインナップを網羅しながらも、
ユーザーを混乱させない整理された構造を実現。
- 選びやすく、分かりやすく。法人向け商品情報を強化
企業のご担当者様が商品やサービスを検討する際に必要となりうる情報を洗い出し、三菱UFJ信託銀行ならではのメリットを明確化したうえで、事例の掲載も充実させました。さらに導入検討時の不安を軽減するため、お問合せから連絡・ヒアリングまでの各ステップを視覚的に示した「ご利用の流れ」セクションを新設し、迷いなく次のアクションを理解できる構成へと刷新しました。
- ユーザーテストで顧客体験の検証
リニューアルデザインのプロトタイプを複数パターン用意し、ユーザー調査を実施。一般の被験者にリアルなシナリオで操作を体験してもらうことで、商品検索の直感性・操作フロー、三菱UFJ信託銀行らしさや信頼感などについて生の声を収集。こうしたユーザー中心のプロセスで改善を重ね、サイト内の回遊率向上に繋げました。
- どんな時も常にあるべき姿を追究
設計・デザインが完了した後に参画したメンバーから、フラットな視点で「本当にユーザーにとって使いやすいか?三菱UFJ信託銀行らしさを体現できているか?」と意見が出たとき、プロジェクトメンバーは近視眼的になっていたことに気がつきハッとさせられました。
限られたスケジュールの中でも妥協せず、「理想のユーザー体験」を追求すべくお客様を交えたディスカッションを再開。三菱UFJ信託銀行らしさを視覚的に表現するカラースキーム、洗練されたアイコン、統一感のある動線設計など、ブランドアイデンティティを強化する新たなデザイン基準を確立しました。