●戦略ガイドラインへの期待
						
							戦略ガイドラインで、ユーザー行動を軸に、「ユーザーニーズ」「コンテンツ・施策の役割」「コンテンツ・施策の数値的な状況」を整理を行い、サイトの現状を1つのドキュメントに集約(共通化)し、「目標=課題」も合わせて明確にすることで、新たなコンテンツや施策の創出につなげることができます。
							また、随時更新を行うことによって、各コンテンツ・施策における現状把握や更なる改善にもつなげることが可能にります。
							更には、コミュニケーションの簡略化、施策立案の品質向上につなげる効果もあります。
							コミュニケーション面では、担当者の引継ぎのコミュニケーションを簡略化・社内にて共通認識を持つためのコミュニケーションを簡略化させる効果、施策立案の品質向上の面では、ユーザーの行動に合わせたニーズの把握ができ、集客~CV獲得まで連携した施策立案が可能になります。
						
						●戦略ガイドラインの構造
						
							戦略ガイドラインは大まかには以下3つの工程で作成を進めました。
							1ユーザー実態調査、2ペルソナ、3カスタマージャーニーマップ。そして、これらを可視化したユーザーインサイトの各ファネルごとに、コンテンツやタッチポイントを整理していきました。
						
					 
					
						
						●社内でファイナンス機能の意識調査を実施
						
							この戦略ガイドラインの一番の根幹はユーザーインサイトを可視したペルソナです。
							ペルソナを作成するに当たり、Webサイト上でのオープンソースやお客様内にある調査データを元にしましたが、
							どうしても「リボ払い」「分割払い」などファイナンス機能に対する具体的なイメージやクレジットカード自体の利用意向など、示唆を出すに当たりデータが不足している、という状況でした。
						
						実際のTCI社内リサーチデータ資料
						
						
							そこで、情報の不足分に関しては、社内向けにアンケートを行いました。
							TCI社内で不足しているデータを補うことができるのは、とても大きな強みであると考えます。
							社内での調査結果とリサーチしたデータを組み合わせ示唆を出し、それをもとにお客様と何度もすり合わせを行うことでユーザーインサイトの解像度を高めていきました。