元同僚の一言が、
きっかけをくれた。
「宮副みたいに丁寧な仕事をする人が総務にいたら助かるな」。今とは全く別の業種で働いていた時に同僚にかけられた一言が、人事労務の仕事を始めたきっかけでした。実際に挑戦してみると、その言葉通り、細かい神経を使う作業が得意な自分にぴったりの仕事で、働くうちにもっとスキルを伸ばせる環境を求めるようになりました。そこで出会ったのがこの会社です。他社の人事労務の業務を代わりに請け負う業態のため、自社のことしかできない一般の企業とは違い、幅広い規模・職種の会社に応じた人事業務を身につけられると感じました。面接で「若手人材のキャリアアップを望んでいる」という話をしていただき、私の目指す方向を応援してくれる会社だと感じたことも入社の決め手になりました。
地道な仕事で、
「受託」以上の
存在になる。
入社後、すぐに5000人規模の住宅メーカーの担当になりました。全社員の給与計算や書類の申請を行うチームのリーダーとしての配属です。実際に働いてみると、自分たちの意思で物事を進められる自社人事と違い、お客様に改善点を提案し、納得してもらわなければ仕事が進まない難しさに直面しました。初めは提案のスキルもなく、知識も追いつかないことばかりで、お客様から厳しい言葉を頂くこともありました。それでも私にできるのは地道に取り組むことだけ、と一つひとつの課題に向き合い続けました。そんな姿を見ていただけていたのか、いつしか「いつも細かいところまでありがとう」と感謝の声をもらえるようになり、今では些細な質問も気軽に尋ねてもらえる関係性を築けています。
自分の成長を、
周りの成長に
繋げたい。
住宅メーカーでの事業所立ち上げ経験を活かし、最近は、自分が担当ではない案件の安定化にも携わっています。センター全体の稼働を安定させることで、勤怠管理など、お客様のより深い部分に関わるお仕事も請け負えれば、私自身が目標としている「人事としてのスキルアップ」も実現できます。私が他の案件にアドバイスできるほど成長できたのは、互いに快くサポートしあう社風のおかげです。3つのチームを統括する事業所責任者という立場になった今、多くのことを教えてもらった分、学んだことを後輩に受け継ぐために、育成に力を入れています。そうして得た経験を周りの人に還元できるのが、スキルアップすることの本当の喜びなのかもしれません。