教壇に立ってみて、
社会経験が必要だと
思った。
元々は高校教師を目指して、非常勤講師として働いていた身ですが、それだけではつぶしが効かないと思って、プログラミングの勉強もしていました。同時に、就職する生徒もいるので、そのアドバイスをするには社会経験も必要だと思っていました。民間企業を経験している教師というのは多くありません。生徒に教えることは、勉強だけではない。だから、自分も社会に出てみる必要があると思い、転職活動をしてみたのです。特定のスキルだけではなく、お客様との関わりやプロジェクトを回す力、メンバーの育成など、総合的に伸ばせそうだと思ったのが、トランスコスモスへの入社の決め手でした。トランスコスモスには管理職としての素養や顧客折衝力を測る認定試験(ジェネラリスト制度)があり、技術の専門性だけではなく、なかなか数値に表しきれないマネジメント面でも、自分がステップアップしていることを実感できる。より多くの社会経験を得たかった自分にとって、ぴったりでした。
たとえ難しく
思えても、
チームで
達成していく。
車載通信ソフトを扱う事務所に配属されたばかりの頃。お客様が新規事業へ踏み出したいということで、その分のリソースを確保するためにも、すでにあった品質チェックの工程の約30%を、トランスコスモス側で引き受けることになりました。ただ、当時の自分はまだ、関連領域への知識もあまりない状態です。それでも責任者として、チームメンバーと連携しながら、対応していかなくてはなりません。品質チェック作業というのは、ある程度はツールでチェックできるのですが、最終的なところは人間の目視での確認になります。マニュアル化するのが難しい背景知識が必要な作業だったので、はじめはミスも多かったのですが、品質を担保するために「この作業はなぜ必要なのか?」を、まずは自分で学び、業務のマニュアルを作ると同時に標準化しながらそれをメンバーにも細かに伝え、チームを育てていきました。無事に業務を遂行することができ、お客様から感謝の言葉をいただけた時は、とても嬉しかったことを覚えています。
より認められる人間
になる。
いつか自分が認めるために。
このETSという部署は、トランスコスモスの中でも柱となる事業です。様々なお客様と関わることができ、かつ生産・製造工程で深くお客様の業務に入り込むことができるのが最大の魅力。マネージャーとして働いていますが、いずれは課全体の業務を見られるような人間になりたいと思います。より大きなお取引を任せてもらって、とにかくがむしゃらに、目の前のお客様へのサポートをどれだけ大きくできるかに注力し続けたい。とにかく実績を残していろんな人に認めていただきたいのが正直な気持ちです。そして、自分も同様に、頑張る人を頑張った分だけ認めてあげられるような存在になりたい。幸いにもトランスコスモスは、頑張る人を評価する「風土・制度・上司」が揃った会社です。この場所を選んだのは自分。だからこそ、どんなことからも決して逃げず、埋もれてたまるものかという覚悟を持って、ひとつずつ自分が仕事にもたらす影響を広げていきたいのです。