横河電機株式会社
総合電機(電気・電子機器)DM
オンサイトでのWeb運用体制を構築し
情報更新やCMS導入をサポート
グローバルサイト※のリニューアルを成功させる
※横河電機様をはじめとするYOKOGAWA グループのグローバルサイト
課題
社内リソースを使わずにWeb運用体制を改善したい
成果
- 専門スタッフ2名常駐 Web運用体制構築
- CMS導入サポート グローバルサイトリニューアル成功
- 情報内容充実でユーザーの滞在時間伸張
サービス
総合的な提案力と専門的なサポートに引き続き期待しています
社内のリソースをあまり使わずに、Webの運用体制を刷新できたこと。それが、今回の取り組みの最大の成果であったと考えています。トランスコスモスさんのスタッフは非常にスキルが高く、人員の変更があっても水準を維持できるので、安心してWebの業務をお任せできています。弊社は国内だけでも30以上の制作部署があり、ほかに海外の拠点会社や国内関係会社があります。そういった各現場が共通して活用できるインフラを今回構築することができました。今後は、各部門のニーズを吸い上げながら、より効果的なコミュニケーションをWebで展開し、グローバルサイトをビジネス貢献のためのツール、お客様との関係作りのツールに育てていきたいと考えています。そのためには、新しい企画や技術、サービスなどが必要です。今後も、関連会社を含めたトランスコスモスさんの総合的な提案力と専門的なサポートに期待しています。
コーポレート本部
コーポレート・コミュニケーション室
ブランドデザイングループ
Webmaster
守 厚子 様
※記載の内容・お役職等の情報は、2010年12月取材時のものです
経験やスキルのあるスタッフをいかに確保するか
Webサイトは紙媒体などと違って、情報を随時更新することが可能なツールであり、必要に応じてページやコンテンツを増やしていくことができる極めて拡張性の高いメディアです。しかし、そのようなWebの特性を活かすには、Webの更新や運用を定常的に担当する専任スタッフが必要になります。多くの企業様は、そういったスタッフを社内で確保することができない、あるいは確保できたとしても経験やスキルが必ずしも十分ではないといった悩みを抱えていらっしゃいます。横河電機様もまた、そういった課題をお持ちでした。
2006年以前から、横河電機様では、個々の部署がおのおの情報をアップし、広報・IRのご担当部署が全体を管轄するという体制でグローバルサイトの運用を行われていました。しかし、この体制では、部署によっては人員が十分ではなく、サイト全体でのWebの最新技術やサービスの導入もスムーズにいきにくいといった問題がありました。加えて、それまで利用していたCMSを新しいものに切り替えたいというご要望もお持ちでした。
日常的な運用を行いながらCMS導入への道筋を作る
ご相談をいただいたトランスコスモスは、Webディレクターとコーダーの2名を横河電機様の社内に常駐させる、いわゆるオンサイトの体制をご提案し、すぐに新しいWeb運用の体制作りのお手伝いをスタートさせました。
新しい体制では、トランスコスモスから派遣したスタッフが日常的な情報更新や、各ビジネス現場からのお問い合わせへの対応などを行い、それと並行して新たなCMS導入の準備を進めることとなりました。CMSの導入に当たっては、社員様とトランスコスモスのスタッフが一つのチームとなってコンサルタントとの継続的なやり取りを行い、最適なCMSの選択と構築をサポートさせていただきました。
そうして、2009年10月には海外向けサイトに、2010年3月には国内向けのサイトに新たなCMSが導入され、横河電機様のグローバルサイトのリニューアルが完了しました。
異なる事業分野が共有できるプラットフォームが完成
オペレーションがスムーズになり、情報更新のスピードが向上したのがこの新たな運用体制の第一の成果でしたが、ほかにも、各部署ご担当者のWeb活用への意識が向上したこと、リンク切れへの対応や、トラブルの原因解析と解決といった作業が日常的に行われることになったこと、アクセスログの詳細な解析が可能になったことなどが成果として上げられます。また、リニューアル後は、Webにアップされる情報の内容が充実したこともあり、アクセスするユーザーのWebでの滞在時間が長くなったという大きな成果がありました。
横河電機様の主力分野である制御事業と計測機器事業は、それぞれ顧客層が大きく異なるため、Web上で必要とされる情報の内容や更新頻度にも違いがあります。今回のリニューアルによって、そういった異なる事業分野が共通で利用できるコミュニケーションのプラットフォームが完成しました。私たちトランスコスモスは、今後もオンサイト体制を継続させていただきながら、新しいコンテンツの企画や技術的な提案を引き続き行い、横河電機様のWebコミュニケーションのさらなる質の向上に寄与してまいりたいと考えております。