トランスコスモス、「アジア10都市オンラインショッピング利用動向調査2018」結果を発表
日本商品の購入意向が旺盛なアジア都市は、台北76%、ハノイ66%
2018.04.11
トランスコスモス株式会社
トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)は、アジアの主要都市におけるオンラインショッピングの利用実態と越境ECへの関心を探ることを目的として、「アジア10都市オンラインショッピング利用調査 2018」を実施しました。この調査は、東京を含むアジア10都市における10代から40代のオンラインショッピング利用者3200人を対象とし、都市ごとのユニークな特徴やアジア都市全体に共通する傾向などを明らかにしています。
■調査結果のポイント
- 1.オンラインショッピングにおけるソーシャルメディアやインフルエンサーの影響力は大きい
- 2.チャットサポートや価格交渉など新しいサービス利用意向についても積極的である
- 3.越境ECについては、安心感や高品質イメージのある日本の商品の関心は非常に高い
アジアの都市生活者は、品揃え、価格、時間節約などにオンラインショッピングのメリットがあると考える一方で、「写真や説明文と実物が違う」、「配送時の破損や遅延が心配」などの回答はいずれの都市も東京を上回りました。そのため正規品保障や商品の生産地などを重視する傾向が高く、受け取りについても職場や店頭などが利用されています。購入プロセスでは、商品の認知経路としてフェイスブックなどのソーシャルメディアをあげるユーザーが多く、クチコミサイトやインフルエンサーの意見も大きな影響力をもっていました。メッセンジャーやチャットによる交渉やサポートの利用意向も東京を大きく上回りました。
また国内では手に入りにくい商品やブランド購入のため、越境ECと呼ばれる国外ショッピングサイトの利用意向も旺盛です。商品を購入したい国として台北、ハノイ、上海、マニラ、シンガポールでは半数以上のユーザーが「日本」をあげました。一方、「中国」はクアラルンプールやシンガポール、「米国」はマニラやムンバイのユーザーに人気となっています。最も購入したい国として「日本」をあげた人の理由をみると、どの都市でも「安心・安全」、「品質・性能」「デザイン」などが高いのに対して、「中国」をあげた人は「コストパフォーマンス」が他項目を引き離して最も高くなっています。
調査結果の詳細は、トランスコスモス調査部 公式ブログで紹介しています。
https://blog.trans-cosmos.co.jp/research/
国外ショッピングサイトで商品を購入したい国として「日本」「中国」をあげた人の比率
「アジア10都市オンラインショッピング利用動向調査2018」について
- ●調査方法:
- インターネットによるパネル調査
- ●調査対象都市:
- 日本(東京)、中国(上海)、台湾(台北)、インドネシア(ジャカルタ)、シンガポール(シンガポール)、タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、ベトナム(ハノイ)、フィリピン(マニラ)、インド(ムンバイ)の10都市
- ●調査対象者:
- 10-40代の男女で、直近1年以内のオンラインショッピング利用(購入)経験者
- ●設問数:
- 24問
- ●回収サンプル数:
- 320x10都市=計3,200サンプル
- ●調査実施期間:
- 2017年12月13日~2018年1月5日
●関連サービス
※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です
●トランスコスモス株式会社について
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト削減と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界33カ国・170の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界49カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。
報道関係者お問い合わせ
トランスコスモス株式会社 広報宣伝部 冨澤
TEL:03-6709-2251 Mail:pressroom@trans-cosmos.co.jp