現在の仕事の内容は?
現在は、PHP言語やDBMS(データベース管理システム)を使用して、社内の各拠点にある事業所情報をWeb上で簡単に確認できるツールの開発・保守を行っています。このツールは、社員が迅速に必要な情報を検索できるようにするためのもので、社内業務の効率化に役立っています。
私が担当しているのは、比較的プログラミングの難易度が低いWeb画面の表示部分の処理です。具体的には、ユーザーインターフェースの改善や表示内容の整備を行っており、操作性や視覚的な部分を中心に作業を進めています。知識不足により行き詰ってしまうことが多いですが、そのたびに先輩方がヒントを教えてくださいます。
今後も、より多くの経験を積み重ねることで技術や知識を習得し、将来的には高度な機能開発やシステムの複雑な部分にも対応できるよう成長したいと考えています。
あなたの仕事の‘ここが面白い!’は?
私が仕事をする中で特に面白いと感じる瞬間は、自分が作ったプログラムが「想定通りに動いた瞬間」です。プログラミングは単にコードを書いて終わりではなく、完成までには多くの苦戦がともないます。初めてプログラムを実行したとき、設計通りに動作することは非常に稀であり、思い描いていた結果とは異なる動きをすることがほとんどです。
そして、その後にはバグの発見と修正という長い戦いが待っています。この過程は、時には苛立たしいものですが、自分が成長できるチャンスでもあります。バグを見つけ出し、修正することで、プログラミングの知識や技術力が向上できるからです。また、どの部分に問題があるのかを特定し、解決策を考えることは、ゲームのような楽しさも感じます。そして、プログラムが完成した瞬間には、非常に大きな達成感と喜びを得ることができます。この瞬間こそが、私にとってのプログラミングの楽しさであり、システムエンジニアとしての仕事の面白さでもあります。
働く環境・社風は?
私が所属しているチームは、在宅勤務でツールの開発を行っています。最初は、在宅勤務ではいろいろと不便があるのではないかと心配していたのですが、実際には全くそんなことはありませんでした。
チーム内でのコミュニケーションは、主にチャットツールを駆使して行われており、オンラインで気軽に仕事の相談ができます。必要な資料もオンラインで簡単に共有できるので、スムーズに仕事を進められています。また、定期的なオンラインミーティングでチーム内の進捗状況が詳細に共有されるため、コミュニケーションに不便を感じたことはありません。
私自身の障がい特性の一つとして、口頭で伝えられる情報がどうしても頭に残りにくいという点があります。この特性に対して、文字ベースのコミュニケーションは非常に自分に合っており、特にチャットやメールなどのテキストでのやりとりは、後で確認できるという点でも非常に助かっています。会話が記録として残るため、重要なポイントを見逃すことが少なく、仕事を進めやすいと感じています。