たいせつにしますプライバシー

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社内業務の効率化を主としたソフトウェア開発を担当しています。試行錯誤を重ねて無事完成したときは達成感で満たされます。2022年入社 システムエンジニアY.Sさん(下肢障がい)社内業務の効率化を主としたソフトウェア開発を担当しています。試行錯誤を重ねて無事完成したときは達成感で満たされます。2022年入社 システムエンジニアY.Sさん(下肢障がい)

現在の仕事の内容は?

VBA (Microsoft Officeのアプリケーション機能を拡張することができるプログラミング言語)を用いて主に社内で使われるソフトウェア、ツールを開発しています。
お客様が日常的に使っているファイル、例えばExcelのデータ取得や集計、表の作成など、VBAコードを書き足してツールを作成することによって、これまでの作業より少ない作業量で終われるように業務の効率化を図っています。
作業工程になりますが、まずはお客様とミーティングを行い、どの処理を自動化して効率よくしたいのかといった要望についてお聞きします。その後、要望に沿った仕様をまとめ、どのような処理の流れにしていくのかを決めます。仕様が決まればコードを書き、最後はツールが仕様通りに動くのかをテストします。ここで、お客様がツールを使った際に正常に動くのか、また処理結果として出てくる値が正しいものなのかを確認することは、自分の仕事に責任を持つという意味でも大切なことです。自分の確認が終われば実際にお客様にも動作を確認していただきます。確認いただいた結果によって追加で要望をいただくこともあります。
こうしたお客様とのコミュニケーションを繰り返しながら、日々お客様に満足していただけるものを作っています。

Y.Sさん写真1

あなたの仕事の‘ここが面白い!’は?

自分が書いたプログラムが思い通りに動く様子を見るのはとてもワクワクします。
自分の頭の中にある処理や関数を組み合わせてプログラムを作成するのは、まるでパズルのような感覚です。新たに増やした知識をプログラミングに活かすことで、今まで複雑だった処理を簡略化したり高速化できることがとても楽しいです。
また、処理方法が分からなかったり処理に時間がかかってしまう時に先輩に質問すると、これまで自分が知りえなかった方法を教えてもらうこととなり「そんな方法があったのか!」と新しい知識を得ることもできて、すっきりとした充実した気持ちになります。
さらに、お客様の要望が複雑であればあるほど、プログラムが想定外の挙動に陥ったりバグ(プログラムの不具合)に悩まされることも増えますが、真摯に向き合い想定外の挙動やバグを修正した結果、無事にプログラムが動いたときは達成感で満たされます。

働く環境・社風は?

当社には様々な障がいのある社員がいますが、それぞれの状況を把握していただいたうえで、個々に適切で充実したサポートを受けることができます。
私は下半身麻痺で、歩くときには両手で杖を突いて生活しています。現在は在宅勤務なので、通勤中の混雑などで悩まされることが無く、とても助かっています。
在宅勤務となると、チーム内でのコミュニケーションが少なかったり、先輩に質問や相談がしにくいと思われがちですが、私の部署ではオンラインをフル活用していますので、チャットを利用して先輩に質問するとすぐに反応して返信をいただけたり、ビデオ会議で丁寧にレクチャーしてもらうことができます。
また、お客様とのミーティングも主にオンラインで行っています。
所属しているツール開発チームでは、私のみならず周りも障がいのあるメンバーが多いため、自身の障がいを理解してもらいやすく、かつ、周りの方々の障がいについても理解を深めることができて、とても良い環境だと実感しています。

Y.Sさん写真2

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